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《ワインについて》
冷涼な風が吹き込み、フレッシュで表情豊かなワインを生み出すロス・カーネロスのブドウを使用しています。ラズベリーやストロベリー、レッドチェリー、スミレ、土、ほのかな紅茶のニュアンスを帯びた優雅なアロマ。果実味は明るくのびやかで、みずみずしい風味が口中いっぱいに広がります。タンニンはきめ細かく、非常に洗練されたバランス。中盤からはほのかなスパイス感が現れ、味わいに立体感を与えます。ナパらしい豊かさを持ちながらも、軽やかさと気品も兼ね備えたモダンなピノ・ノワールです。
《生産者について》
ナパ・ヴァレーの核心から、力強さと親しみやすさを同時に描くグランド・ナパ・ヴィンヤーズ。ナパの名醸地ラザフォードを拠点に、単なる“ナパのカベルネ”ではなく、土地の重みを背負ったワインを生み出しています。
象徴となる「Stone Crib Estate」は、オーパス・ワンなど世界クラスのワイナリーが立ち並ぶハイウェイ29沿い。畑はマヤカマス山脈の麓に位置します。1830年代に入植したナパ開拓の父、ジョージ・ヨントにまで歴史を遡り、ランチョ・ケイマスの一部に根ざす由緒ある土地です。
昼夜の大きな寒暖差と、礫や砂利、沖積土の混じる排水性に優れた土壌を持つテロワールでは、凝縮した果実が育まれます。乾いた土やココア、葉巻を思わせる特有のニュアンスは「ラザフォード・ダスト」と呼ばれ、力強さと気品を兼ね備えたワインが生まれます。
栽培はサステナブル農法を軸に、ナパ・グリーン認証を取得。土壌、水資源、エネルギー、包装に至るまで、ナパの未来を見据えた取り組みを進めています。
醸造を担うのは、ブルゴーニュに生まれ、カリフォルニアで研鑽したステファン・ヴィヴィエ氏。“畑に語らせること”を軸に、樽の選定や微生物管理まで細やかに見極めながら、濃密さだけに頼らない、均整の取れたナパワインを目指しています。ラザフォードらしい凝縮感に、なめらかなタンニン。過度な重さではなく、飲み手に開かれた柔らかさが宿ります。
他にも、ダイヤモンド・マウンテン、マウント・ヴィーダー、スプリング・マウンテン、オークヴィル、アトラス・ピーク、カーネロスなど、ナパの名だたる銘醸地に生産を広げ、日常に寄り添うワインから特別な一本までを展開しています。
