シャサーニュ モンラッシェ ヴィエイユ ヴィーニュ ルージュ 2022 アミオ ギイ エ フィス
赤系果実が優雅に舞うシャサーニュの隠れた真価
Guy Amiot et Fils Chassagne Montrachet Vieilles Vignes Rouge
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《ワインについて》
シャサーニュ・モンラッシェ村の丘陵下部に点在する複数の区画から造られる、赤のヴィエイユ・ヴィーニュ。平均樹齢は45年、北東から南西まで異なる向きの畑を巧みに組み合わせることで、それぞれの区画が持つ個性が美しく調和しています。 チェリーやラズベリー、赤スグリ、スミレ、シナモン、ほのかなムスクの漂う上品なアロマ。パレットにはみずみずしい果実味がしなやかに広がり、伸びやかな酸が味わい全体に心地よい躍動感をもたらします。タンニンはきめ細かくシルキーに溶け込み、果実味と酸とともに見事なバランスを描きます。華やかなアロマと洗練されたストラクチャーが調和した赤のシャサーニュです。
《生産者について》
シャサーニュ・モンラッシェに数多くある名門の中でも、長年高い信頼を寄せているドメーヌ・アミオ・ギィ・エ・フィス。珠玉の畑を所有し、完熟ブドウから仕立てる芳醇なスタイルは、シャサーニュ・モンラッシェという銘醸地の魅力をさらに引き上げています。
1920年設立、当初は「Amiot-Bonfils」の名で知られ、その後1985年にギイ・アミオ氏が継承。1993年からは4代目となるティエリー・アミオ氏が兄ファブリス氏とともにドメーヌを率いています。現在はティエリー氏の娘エロイーズ氏も加わり、村に根差した100年以上の歴史が次世代へと受け継がれています。
畑は約12ha。シャサーニュ・モンラッシェを中心とし、レ・カイユレやラ・マルトロワはじめとする10を超える1級畑に加え、ごく僅かながら特級モンラッシェや、それに隣接するピュリニー・モンラッシェ「レ・デモワゼル」の区画までも所有しています。樹齢75年を超える古樹も多く残され、リュット・レゾネで丁寧に管理されています。収穫時期が比較的遅いのが特徴で、完熟度を見極めたブドウから豊満なワインが生み出されます。
醸造では、それぞれの区画を個別に仕込み、白・赤ともに熟成期間を約2年近く設けます。赤は100%除梗で仕込み、果実の純粋さと繊細を重視。白ワインは、樽熟成による厚みを備えながらも装飾的ではなく、ミネラル感が長く印象的な余韻を美しく描き出します。若いうちから無理に開かせるのではなく、時間をかけて調和を育むスタイルです。
ティエリー氏が目指すのは、「伝統的なブルゴーニュを、21世紀の技術でさらに純粋に表現すること」。近代的な醸造設備を備えつつ、その目的はあくまでヴィンテージごとの個性をより正確に映し出すことにあります。果実、ミネラル、酸、樽が美しく調和したエネルギーに満ちたスタイルは、ジャスパー・モリスをはじめとする評論家たちからも称賛されています。
