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ソアーヴェ クラッシコ ピエロパン
花々が軽やかに香る、気品に満ちたソアーヴェ
Pieropan Soave Classico
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《ワインについて》
ピエロパンのソアーヴェの中でも、最もフレッシュで若々しいスタイルのワイン。クラッシコ地区の丘陵地に広がる畑から、樹齢6〜60年のブドウを用いて造られます。
白桃や洋梨、エルダーフラワー、桜の花、アーモンド、マジパンなどが重なり合う繊細なアロマ。質感はなめらかでしなやか、果実味はふくよかでありながら透明感を保ち、のびやかな酸が全体を軽やかに持ち上げます。余韻にはほのかなナッツのニュアンスとミネラル感を伴い、ソアーヴェらしい上品なほろ苦さが心地よく続きます。
《生産者について》
ソアーヴェの名を日常の白ワインから“偉大なイタリア白”へと押し上げた一族、ピエロパン。1880年、城壁に囲まれたソアーヴェの町で創業し、DOC制度が生まれるよりはるか前に「Soave」の名をラベルに掲げた先駆者とされています。1971年には地域初の単一畑ソアーヴェ「カルヴァリーノ」をリリース。単なる産地名から“テロワールを語るワイン”として、ソアーヴェの歴史を大きく塗り替えました。
ピエロパンはソアーヴェ・クラッシコの丘に広がる畑を中心に、ガルガーネガとトレッビアーノ・ディ・ソアーヴェの品格を磨き続けています。畑を品質の原点と捉え、ビオロジック農法を実践しています。
その名声を決定づけるのは、二つの象徴的な畑。「カルヴァリーノ」は火山性玄武岩土壌に根ざし、鋭くミネラルな表情に仕上げられます。一方、「ラ・ロッカ」は、ソアーヴェでは珍しい石灰質土壌の単一畑から生まれるガルガーネガ。よりふくよかで奥行きのあるスタイルです。
醸造ではテロワールによってセメントタンクや樽を使い分け、澄んだ酸や塩味、蜂蜜やアーモンドのタッチなど、それぞれの個性をより引き立てる工夫が施されています。
国際的な評価も圧倒的です。「ラ・ロッカ」はインターナショナル・ワイン・チャレンジでソアヴェ・トロフィー、ガンベロ・ロッソでトレ・ビッキエーリ、ビベンダで5グラッポリを獲得。ジェームス・サックリングやワイン・エンスージアストなどの評価誌でも、一度きりの偶然ではなく、毎年のように高得点を重ねています。ピエロパンがソアーヴェのベンチマークとされる理由は、ここにあります。
現在はアンドレア氏とダリオ氏が家族の意思を継ぎ、ヴァルポリチェッラやアマローネの生産も手がけるようになりました。それでも彼らの中心にあるのは、常にソアーヴェです。
大量に知られ、広く愛されながら、決して凡庸にならないこと。飲むたびに“ソアーヴェはここまで美しくなれる”と教えてくれる、名門としての一貫した完成度の高さがあります。
