ブルゴーニュ アリゴテ 2023 フランソワ カリヨン
ピュリニーの区画のブドウを使用、鮮烈な味わいのシャルドネ
Francois Carillon Bourgogne Aligote
| 商品管理番号 | 438738 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | フランソワ・カリヨン |
| 産地 | フランス/ブルゴーニュ |
| 原産地呼称 | AOCブルゴーニュ |
| ヴィンテージ | 2023 |
| 品種 | シャルドネ100% |
| 土壌/栽培 | 粘土石灰質土壌 |
| 醸造/熟成 | オーク樽発酵、MLF、オーク樽熟成12ヵ月(新樽率10％)、ブレンド後ステンレスタンク熟成2ヵ月 |
| タイプ | 白/辛口 |
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《ワインについて》
ピュリニー・モンラッシェとコルポー(ピュリニーの南部に位置する村)の2区画のブドウを使用。クローンは最高品質の「アリゴテ・ジョーヌ・ドレ」、樹齢は60年にも及びます。ライムやレモン、洋梨のフレッシュなアロマ。アタックには鮮烈な酸味を感じられ、アリゴテらしい爽快感が広がります。フレッシュな果実味が口中を潤す、明るく親しみやすい仕上がりです。
《生産者について》
ピュリニー・モンラッシェに拠点を構えるフランソワ・カリヨン。その歴史は1700年代にまで遡り、シャルドネの聖地を象徴する名家、カリヨン家の歴史を受け継ぐドメーヌです。2010年、父であるルイ・カリヨン氏のドメーヌを兄弟が分割し、フランソワ氏は自らの名を冠したフランソワ・カリヨンを設立。「ピュリニーで最も信頼される造り手のひとつ」と称えられてきた一族の確かな血脈を現代に繋いでいます。
所有畑は約6.5ha。その3/4がピュリニー・モンラッシェに属し、レ・シャン・ガン、レ・フォラティエールをはじめとする1級畑や、特級シュヴァリエ・モンラッシェを含む、宝石のような区画の連なりです。さらに、シャサーニュ・モンラッシェやサン・トーバンにも複数の区画を所有し、精緻な白の世界を築いています。 畑では自然のリズムとの調和を重んじ、最小限の介入にとどめています。ミニマルなアプローチがテロワールの純粋さと生産者の情熱を反映し、稀有な真実味を帯びたワインを生み出します。
フランソワ氏のスタイルは派手さではなく、純度と緊張感のあるミネラルをいかに引き出すかに置かれています。発酵は樽で4-6週間かけてゆっくりと行います。熟成は少なくとも12か月、その後各樽の均一化と豊さを高めるため、状況に応じてさらに約6ヵ月追熟されます。新樽率は最大でも約25%と控えめで、区画ごとの骨格や密度に合わせて微調整されます。樽の香りをリッチに纏わせるのではなく、石灰質土壌がもたらす硬質なミネラル感や、張りつめる酸、土地の息づかいが、そのままワインの輪郭となります。
フランソワ・カリヨンはフランスの名門ワイン誌「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス(RVF)」において、コント・ラフォンやルロワと肩を並べ、“Les 50 domaines les plus grands de Bourgogne=ブルゴーニュの最も偉大な50のドメーヌ”として紹介されています。これは小規模ドメーヌとしては異例であり、品質と信頼の象徴。研ぎ澄まされた質感を保ちながら、ゆるやかに余韻がのびるシャルドネは、土地の本質を最も端正に映し出しています。
