ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ ラヴォー サン ジャック 2017 アルマン ルソー
ピュアさと深遠さが共存する幽玄なまでの仕上がり
Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaux Saint Jaques Domaine Armand Rousseau
| 商品管理番号 | 436902 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | アルマン・ルソー |
| 産地 | フランス/ブルゴーニュ/ジュヴレ・シャンベルタン |
| 原産地呼称 | AOCジュヴレ・シャンベルタン プルミエクリュ |
| ヴィンテージ | 2017 |
| 品種 | ピノ・ノワール100% |
| 土壌/栽培 | リュット・レゾネ、粘土石灰質土壌 |
| 醸造/熟成 | 100%除梗、オーク樽熟成18-24ヵ月(新樽率約60%)、無清澄 |
| タイプ | 赤/辛口 |
| その他 | #熟成ワイン |
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≪ワインについて≫
付近の丘陵の冷却効果により、暖かい年に輝きを放つ傾向にある1級ラヴォー・サン・ジャック。ルソーはここに3区画、計0.8haを所有し、ドメーヌのスタイルと相性の良い畑とされています。赤スグリやストロベリー、オレンジブロッサム、チャイ、生のカカオ、ジビエ、スモーク、バニラのニュアンスが絡み合う複雑なアロマ。味わいにはピュアな果実味と深遠な深みがあり、口の中で徐々に力強さを増していきます。タンニンはきめ細かく質感は非常になめらか、スパイシーなヒントを帯びた長い余韻を残します。
《生産者について》
ジュヴレ・シャンベルタンの王座に君臨し、世界中のワインラヴァーを虜にするドメーヌ・アルマン・ルソー。ブルゴーニュの偉大なワインを語るとき、この名を避けることはできません。職人的なこだわりから圧倒的なワインを生み出す様は“シャンベルタンの魔法使い”と語られ、オークション市場でも争奪戦が繰り広げられるカルト的ドメーヌです。
ドメーヌの歴史は1909年に遡り、創業者アルマン・ルソー氏がジュヴレ・シャンベルタンに小さな畑を購入したことから始まりました。その後、彼の息子シャルル氏の代に輸出を拡大し、そして現当主エリック氏によりオーガニック的なアプローチを本格的に開始。この間に知名度も品質も飛躍的に向上し、その名声は不動のものとなりました。
ルソーが誇るのはジュヴレ・シャンベルタンを中心に広がる15haの畑。そのうち半数以上の8.5haがグランクリュという贅沢なラインナップです。特級シャンベルタンを2.55haと最大規模で所有し、1.42haのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、1.47haのシャルム・シャンベルタン、リュショット・シャンベルタンに至っては全体の1/3をルソーが占めます。どの畑も樹齢40以上の古樹が栽培され、さらに収量制限も徹底的に行われることで、極めて密度の高い果実を得ることを可能としています。
醸造においては100%除梗し、発酵は温度管理を徹底、特級キュヴェのいくつかは新樽率を100%まで引き上げることがあるものの、基本的には高くても60%ほどです。熟成は18-24ヵ月かけて長く緩やかに行われます。テロワールの純粋な表現を追求し、パワフルでありながらどこまでも優雅に仕上げられます。
王者の風格とエレガンスが共存する唯一無二の世界を描くルソーのワイン。若いうちは緻密なストラクチャーが魅力ですが、熟成とともに妖艶な複雑味を帯び、まさに「時を飲む」感覚を味わうことができます。まるでブルゴーニュの神話が液体となったかのような、究極のピノ・ノワールの体験が約束されています。
