シャトー ラグランジュ 2020
R.パーカー95点、前年に続く素晴らしい出来栄え
Chateau Lagrange
商品管理番号 | 435077 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・ラグランジュ |
産地 | フランス/ボルドー/サン・ジュリアン |
原産地呼称 | AOCサン・ジュリアン、メドック格付第3級 |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン74%、メルロー24%、プティ・ヴェルド2% |
土壌/栽培 | 粘土・石灰質を含む下層土に深い砂利や砂礫質土壌が広がる |
醸造/熟成 | オーク樽熟成21ヵ月(新樽率50%) |
タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー95点、前年に続く素晴らしい出来栄えの2020年。プラムやカシスリキュール、スミレ、甘草、鉛筆、バニラのニュアンスが混じり合うアロマが広がります。アタックは肉付きが良く、層が厚く熟した果実味をパウダリーなタンニンが縁取り、時間が経つにつれ深みを増していきます。優しいグリップの効いた味わいが余韻を印象づけます。
≪生産者について≫
中世にまで歴史を遡る古いシャトー。度重なるオーナーチェンジにより一時荒廃していましたが、1983年にサントリーの所有となり畑と醸造設備を大改修。見事に復活を遂げました。近年は品質向上が著しく、ワイン・アドヴォケイトをはじめ各誌で95点以上を度々マークしています。
所有するブドウ畑は約117haにも及びます。粘土・石灰質を含む下層土に深い砂利や砂礫質土壌が広がる水はけの良い土壌です。栽培においてはリュット・レゾネを実践、2005年にはテラ・ヴィティスの認証も取得しました。古樹も多く、特にファーストラベルは最も古いもので1950年代植樹のブドウも使われます。熟成には新樽を50~60%用い、凝縮した果実の自然な甘みと樽のもたらす芳醇でリッチな風味がラグランジュの個性を印象づけています。セカンドラベルのレ・フィエフ・ド・ラグランジュは平均樹齢30年のブドウを使用し、フレンチオーク樽で1年間熟成を経てボトリングされます。
さらに、もうひとつのワイン、ル・オー・メドック・ド・ラグランジュも手掛けています。2012年購入のサンジュリアン地区ではない近隣のコミューンの砂利質土壌の畑から産出されます。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをより均等にブレンドしており、なめらかで豊かな果実味を感じられ、より早い段階から味わいを楽しむことができます。
2006年に醸造責任者のマテュー・ボルド氏がシャトー・ラグランジュに着任した際、1980年代の大規模な植え替えからちょうど成熟期を迎えた畑を引き継ぐという幸運に恵まれました。サントリーの買収後、厳しい選別と費用を惜しまぬ長年の投資の成果が、ボルド氏の才能と出会うことで素晴らしい相乗効果を発揮しています。