シャルツホフベルガー リースリング カビネット 2020 エゴン ミュラー
緊張感とスパイシーさが印象的なカビネット
Scharzhofberger Riesling Kabinett Egon Muller
商品管理番号 | 435565 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | エゴン・ミュラー |
産地 | ドイツ/モーゼル |
原産地呼称 | プレディカーツヴァイン |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | リースリング100% |
土壌/栽培 | ビオロジック農法、灰色の粘板岩土壌 |
醸造/熟成 | 自然酵母使用、オーク樽熟成 |
タイプ | 白/やや甘口 |
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≪ワインについて≫
眩いきらめきとともに放たれるライムや洋梨、白桃、ミネラルの非常に洗練されたアロマ。みずみずしく且つ密度が高く、ピリッと引き締まった塩味を感じられます。残糖感はほとんどなく、緊張感とスパイシーさが優勢。驚くべき精巧さとエレガンスを備え、飲み頃は30年以上続きます。
≪生産者について≫
モーゼルの急斜面で息を呑むようなリースリングを生み出すドイツワインの巨匠、エゴン・ミュラー。愛好家の間で“ドイツのロマネ・コンティ”と呼ばれるほど気高く、世界のオークションではドイツワインの中で最も高値で取引されています。
拠点はモーゼル地方ザール渓谷のヴィルティンゲン村郊外。1797年以来ミュラー家により所有され、現在は一流のワイン醸造大学であるガイゼンハイムで学んだエゴン・ミュラー4世が指揮を執っています。
ワインはすべて8.3haのシャルツホーフと4haのル・ガレという2区画のリースリングから造られます。とりわけシャルツホフベルクは急勾配の粘板岩の畑で独特の微気候を持つドイツ最高峰のリースリングの産地のひとつです。コート・ドールのグランクリュに相当するとされ、各キュヴェは畑名"アインツェラーゲ"での表示が許可されています。所有区画には19世紀植樹の自根ブドウも栽培され、オーガニック農法で入念に手入れされています。収量は非常に低く、ここ30年は理想とされる60hl/haを超えたことがありません。これらのワインは最高レベルの品質に達し、繊細でバランスに秀でた正統派で、若いうちから何十年寝かせた後でも楽しむことができます。
醸造においては伝統的な手法を堅持しています。手摘み収穫と穏やかな圧搾でブドウへの負荷を最小限に抑えます。自然酵母のみを使用し発酵させ、熟成はすべて木樽で行われます。あくまで自然な果実の風味を保つことに重点を置き、品種本来の鮮烈な酸と力強い果実味、際立った熟成能力を特徴とします。トロッケンからアウスレーゼ、条件が許せばトロッケンベーレンアウスレーゼやアイスヴァインも生産し、多様性によって様々な嗜好に応えています。どのワインもピークに達するまでに時間を要し、アウスレーゼに至っては半世紀以上の驚異的な熟成能力を備えています。
荘厳なミネラルと張りのあるまばゆい果実味、果てしない余韻を備えたエゴン・ミュラーのワイン。卓越した畑での献身的な作業が、世界有数のリースリング生産者としての地位を確固たるものにしています。その唯一無二の個性と優雅さはドイツワイン愛好家の誇りと言えるでしょう。