ボンヌ マール グラン クリュ 2018 オリヴィエ バーンスタイン
熟成による発展が期待されるバーンスタインの希少キュヴェ
Bonne Mares Grand Cru Olivier Bernstein
商品管理番号 | 434499 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | オリヴィエ・バーンスタイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/シャンボール・ミュジニー |
原産地呼称 | AOCボンヌ・マール グランクリュ |
ヴィンテージ | 2018 |
品種 | ピノ・ノワール100% |
土壌/栽培 | 深さ約40cmの赤色粘土・火打石土壌の下層に石灰岩と白泥灰土、及び砂利質土壌 |
醸造/熟成 | 80%全房使用、木樽熟成(新樽率100%) |
タイプ | 赤/辛口 |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
《ワインについて》
赤黒ベリーのミックスにドライハーブやチョーク、白胡椒、ドライフラワーのニュアンスが個性を与える野性的で力強いアロマが広がります。アタックはリッチであるのと同時にとてもフレッシュ。時とともに果実味が増していく趣の深いワインです。背後に古典的な渋みがあり、全ての要素が開花するまでに時間を要します。
《生産者について》
初ヴィンテージをリリースするやいなやジャンシス・ロビンソンをはじめとする評論家たちから大絶賛され、わずか数年で名高いアペラシオンのポートフォリオを築いたオリヴィエ・バーンスタイン。有名な音楽出版一家出身の若きオリヴィエ氏がワインの虫に取りつかれ、ディジョンで醸造学を学び、2002年にルーションにワイナリーを設立しました。彼の才能と野心はルーションに収まりきらず、2007年にメゾン・オリヴィエ・バーンスタインをボーヌに設立。グランクリュとプルミエクリュに特化したマイクロ・ネゴシアンをスタートさせます。
ワイナリーはジョセフ・ドルーアンやブシャール・ペール・エ・フィスなど名だたるワイナリーと並んでボーヌの石畳の通りに佇んでいます。セラーマスターを務めるのはデュガ・ピィのベルナール・デュガの甥、リシャール・セガン氏。古樹の区画を見極める鋭い才能を持ちます。ボンヌ・マール直下のシャンボール・ミュジニー レ・ラブロットを除き、樹齢60-80年の古樹のみを選別。その上低収量を徹底するため、生産量はどのキュヴェもごく僅かです。ネゴシアンであるものの、契約農家の畑はオリヴィエ氏とリシャール氏自らがオーナーであるかのように全て管理しています。
醸造は新樽をふんだんに使用したリッチなスタイル。グランクリュには100%、プルミエクリュには50%の新樽が用いられます。リリース当初は全除梗でしたが、2012年ごろから全房を約50%使用しより構造的な造りに移行しています。樽は熟練の樽職人、ステファン・シャサン氏によるもの。各ヴィンテージをテイスティングしてからそれぞれのワインに施すトーストの度合いを決めるこだわり様です。
ワインではなくクラシック音楽に根ざす家系で育ったオリヴィエ氏。祖父はモーツァルト、バッハ、シューベルトといった世界的に有名な作曲家の楽譜で有名な出版社バレンライターを設立した人物です。オリヴィエ氏は創造性と才能が評価される環境で育ち、当初は異業界に身を投じたものの、夢を捨て切れずワイン造りのキャリアを歩むことを決意。「自分の中で何かを育てたかった。今では口いっぱいに広がる深みと見事な繊細さを併せ持つ、純粋でバランスの取れたワインをつくるという明確な目標がある。」と彼は語ります。今日では7つのグランクリュと3つのプルミエクリュを生産。自社畑であるマジ・シャンベルタンとジュヴレ・シャンベルタン レ・シャンポーに限らず、すべての区画の畑仕事に全神経を注いでいます。
ニール・マーティン氏は「オリヴィエのワインには一見の価値がある。間違いのない品質、欠点が1つもないわけではないが、表現し難い魂を感じる」とコメント。まるでメロディを奏でるようになめらかなテクスチャーを持ち、肉付きがよく、すばらしい深みの際立つ唯一無二のスタイルです。