サッシカイア 2020 テヌータ サン グイド
R.パーカー96点、目の眩むような果実味が溢れ比較的早くから楽しめる仕上がり
SASSICAIA Tenuta San Guido
| 商品管理番号 | 434415 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | テヌータ・サン・グイド |
| 産地 | イタリア/トスカーナ/ボルゲリ |
| 原産地呼称 | ボルゲリ・サッシカイアDOC |
| ヴィンテージ | 2020 |
| 品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン主体、カベルネ・フラン |
| 土壌/栽培 | 石ころの多い土壌、砂質、石灰質、粘土質の入り組んだ土壌 |
| 醸造/熟成 | 除梗、ステンレスタンク発酵約2週間、バリック熟成25ヵ月（新樽率45％、1年使用樽45%、2年使用樽10%） |
| タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー96点、2020年は温暖な気候により長期熟成を必要とせず今飲んでも楽しめる仕上がりです。ブラックチェリーやブラックベリー、スパイス、オークのニュアンスが絡み合う官能的なアロマ。目も眩むような果実味に溢れ、バランスの取れたフレッシュさ、豊かなテクスチャー、溶け込んだタンニン、アルコール感の全てが見事に調和しています。中盤には高揚感のある力強さが現れ、沿岸部のアペラシオンらしい熟した果実味としっとりとした重みを一層感じられます。
≪生産者について≫
元祖スーパー・タスカンともいえるサッシカイアを手掛ける生産者。トスカーナのマレンマ地方に拠点を構えます。フラッグシップであるサッシカイアには独自の単一畑から成るアペラシオン「DOCボルゲリ・サッシカイア」が適用されています。
サッシカイアはカベルネ・ソーヴィニヨンと少量のカベルネ・フランで構成されています。完熟する直前に収穫し、フィネスと香りを存分に備え、アルコール度数が高くなり過ぎないよう管理されます。また、サッシカイアに使用しない同区画のブドウと他の自社畑のブドウからなるグイダルベルトとレ・ディフェーゼも生産。グイダルベルトにはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ、レ・ディフェーゼにはカベルネ・ソーヴィニヨンとサンジョヴェーゼが使われます。さらに、サンタディ共同組合のコラボによるアグリコーラ・プニカをサルデーニャ島に所有しています。
サッシカイアは1940年代、アンティノリノ従兄弟であるマリオ侯爵がボルドーに匹敵するワインを造るべく実験的に誕生したものです。砂利質の土壌がボルドーのグラーヴと似ていることに着目し(サッシカイア=石ころだらけの場所)、カベルネ・ソーヴィニヨンに焦点を当てました。トスカーナの規定を大きく外れたことから当初あまり歓迎されなかったものの、品質は並外れて良く、瞬く間に世界的ブームを巻き起こしました。
1985年にはサッシカイアがイタリアワイン初のパーカー100点を獲得。あまりの偉大さに1994年、イタリア唯一の単独ワイナリーとしてのDOC昇格が認められました。また、サッシカイアが早くから高い評価を得たことで、イタリアで最も有名なワインが単なるヴィーノ・ダ・ターヴォラに分類されることを懸念し、イタリア全土でIGTの格付けが導入されました。さらに1994年、マレンマ地方のブドウ栽培が急増したため、広い範囲のボルゲリのアペラシオンが設定されました。サッシカイアはまさに歴史を塗り替える偉大なワインです。
