- BIO
ヴォ－ヌ ロマネ レ ヴィオレット 2020 クリスチャン クレルジェ
エシェゾーとクロ・ド・ヴージョを臨む絶好の区画
Vosne Romanee Les Violettes Christian Clerget
| 商品管理番号 | 433743 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | クリスチャン・クレルジェ |
| 産地 | フランス/ブルゴーニュ/ヴォーヌ・ロマネ |
| 原産地呼称 | AOCヴォーヌ・ロマネ |
| ヴィンテージ | 2020 |
| 品種 | ピノ・ノワール100% |
| 土壌/栽培 | ビオロジック農法、粘土や泥灰土の混じる石灰質土 |
| 醸造/熟成 | 木樽熟成約18ヵ月(新樽率25%)、無清澄、無濾過 |
| タイプ | 赤/辛口 |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。（マグナム以上の商品は原則同梱不 可）※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
≪ワインについて≫
レ・ヴィオレットの小さな区画はエシェゾーのすぐ下、塀をひとつ隔たった北隣はクロ・ド・ヴージョ、南隣は過去に1級であったメズィエールで、ヴォーヌ・ロマネの中でも極めて理想的な場所に位置しています。わずか0.37haの区画に植わる1945-1946年植樹のブドウからつくられます。上品なスミレやラズベリー、熟したブルーベリーやカシスのアロマに、ややスパイシーなニュアンスも感じられます。バランスのとれた酸とビロードのような舌ざわり。深くしなやかで洗練された印象の仕上がりです。
≪生産者について≫
90年代初頭に現当主クリスチャンが継いで以来、急速に評価の高まる新世代ドメーヌです。マット・クレイマーやワイン・スペクテーターなどから軒並み高評価を受け、ニュイの中でもファブリス・ヴィゴやダヴィド・デュバンらとともに若手の中で5本指に入る生産者とされるほど。マット・クレイマーは著書「ブルゴーニュワインがわかる」において、“今日のブルゴーニュでは最もみずみずしく、色が深く、じつに濃密な味わいがある。果実味、ふんだんな土の香り、引き締まった構造を備え、クレルジェとアンリ・ジャイエを除いてここまでたくましいものは滅多にない…”と述べています。
ブルゴーニュワイン専門Bourgogne Aujourd‘huiもクリスチャン・クレルジェを絶賛。2005年には同誌が選出するブルゴーニュの最優秀ヴィニュロンの最終選考にノミネートされました。栄冠は逃したものの、クリストフ・コルディエと最後まで争ったのがクレルジェです。“クリスチャン・クレルジェは、超一流ドメーヌと彼とを隔てていた壁を遂に乗り越えた！”と称賛されています。
拠点はヴージョにあり、4世代にわたり家族経営でワインづくりを行っています。約6haの土地には樹齢60年を超えるエシェゾーを筆頭に、ヴォーヌ・ロマネ・レ・ヴィオレットやシャンボール・ミュジニー1級レ・シャルムなど、珠玉の畑が含まれています。
畑では入念な耕作、グリーンハーヴェスト、手作業での間伐などで収量を厳しく制限し、健康で成熟した最高品質のプドウを目指しています。生産量が30hL/haを超えることは滅多にありません。また、1990年から除草剤の使用を止め減農薬栽培をしていましたが、2013年からはビオロジック栽培に転換。より純粋で深い味わいと長期熟成のポテンシャルを秘めたワインの生産を可能としています。
醸造では大桶の中で温度管理のもと発酵のタイミングを正確に計り、発酵が半ばにさしかかると１日1回の手作業でのピジャージュ、人的介入は可能な限り控えます。樽への移行もポンプは使用せず重力のみによって行われます。約18ヶ月の熟成を経て、キュヴェごとに新樽率を細かく定めブレンド。清澄やろ過は行わず瓶詰めされます。
こうして仕上がるワインはどれも純度が高くバランスに秀でており、長く心地よい余韻と長期熟成の可能性を秘めています。美しい酸をしっかりと感じられ、つややかで濃密かつクラシカルなスタイルです。
