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シャルドネ シュヴァイゲン 2018 フリードリッヒ ベッカー
バリック熟成のもたらす芳醇な風味
Chardonnay Schweigen Friedrich Becker
商品管理番号 | 430424 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | フリードリッヒ・ベッカー |
産地 | ドイツ/ファルツ |
原産地呼称 | VDPオルツヴァイン |
ヴィンテージ | 2018 |
品種 | シャルドネ100% |
土壌/栽培 | 風化した石灰岩土壌、粘土ローム質土壌 |
醸造/熟成 | オーク樽発酵&熟成(バリック、新樽率40%) |
タイプ | 白/辛口 |
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《ワインについて》
ネクタリンやアプリコット、洋梨に、バリック熟成のもたらすバターやトーストのヒントが加わるかぐわしいアロマ。アタックはジューシーでエレガント、樽の風味が完全に溶け込んだクリーミーな質感で満たされます。強烈なミネラルが骨格と張りを与え、気品のある上質な仕上がりです。
≪生産者について≫
300年に渡る歴史を持つ名門ベッカー家。甘口ワインと量産を重んじる組合から脱退し、“世界一エレガントなワインづくり”への道を切り開いた孤高の開拓者です。まだ辛口ワインが受け入れられない時代に非難を浴びながらも不屈の精神と抜きんでたセンスでワインを造り続け、ゴー・ミヨ誌にて史上初の8度にわたる最優秀赤ワイン賞を受賞。2006年には同誌で最も注目すべき醸造家に贈られるライジング・スター賞も獲得しました。さらに洞爺湖サミットでトップキュヴェのピノ・ノワールが使用された事で日本でも話題となっています。
拠点を構えるファルツ地方シュヴァイゲン村はフランスとの国境に隣接しています。歴史上幾度にわたり国境線が変わったこともあり、ドイツの生産者でありながら所有畑の7割はフランス領に属しています。畑には黄土、石灰、粘土の混じる土壌が広がり、山脈が冷たい風を遮り比較的温暖であるため果実の成熟が促進され、シュペートブルグンダーの生育に理想的です。それと同時にベースにはドイツの冷涼な気候があるため、美しい酸とミネラルもしっかりと保たれます。
醸造において、赤ワインはすべて無濾過・無清澄で仕上げられます。樽のニュアンスは控えめ、テロワール由来のミネラルをしっかりと感じられるのが特徴です。白ワインにおいても土地の特徴を引き出すことに注力しています。透明感があり、繊細でありながらも長く線を引く余韻を感じられます。どのキュヴェも一貫して妥協のない非常にエレガントな仕上がりが特徴です。
当初、甘口が主流だったドイツでは酸っぱくてまずいと非難され、苦しい時代を経験したフリードリッヒ・ベッカー。信念を貫きトップ生産者に上り詰めた逸話により、“sour grape=負け惜しみ”も連想させる「ぶどうとキツネ」の童話の挿絵が施されています。