クリアンサ トッレ オリア
土着品種ボバルを生かした、バランスの取れた味わい
Torre Oria Crianza
| 商品管理番号 | 437922 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | トッレ・オリア |
| 産地 | スペイン/バレンシア |
| 原産地呼称 | DOウティエル・レケーナ |
| ヴィンテージ | NV |
| 品種 | ボバル50％、テンプラニーリョ30％、カベルネ・ソーヴィニヨン20％ |
| 土壌/栽培 | 石灰質土壌メイン |
| 醸造/熟成 | オーク樽熟成6ヵ月 |
| タイプ | 赤/辛口 |
| その他 | #当社グループ直輸入 |
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《ワインについて》
土着品種ボバルが特産のDOウティエル・レケーナ。テンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニョンをブレンドし、品種の真価と現代的なスタイルを融合させています。赤黒チェリーやカシスのアロマにバニラのニュアンス。味わいのバランスが良く、生き生きとした果実味に複雑さと骨格が備わります。自然な爽やかさが、親しみやすい樽熟成ワインとしての魅力を引き立てています。
《生産者について》
スペイン東部、バレンシア拠点のトッレ・オリア。親しみやすい価格帯のワインを多く手がける生産者ですが、その背景には100年以上にわたる確かな歴史と、恵まれたテロワールへの深い理解があります。創業は1897年、歴史ある地下セラーを今なお使用する数少ない造り手です。
この地域の特徴は、地中海沿岸でありながら標高が高いテロワール。昼はしっかりと日照を受け、夜は気温が大きく下がります。乾燥した空気と主に石灰質で構成されるミネラル豊富な土壌。これらが健全で業種した果実を育みます。トッレ・オリアは単なる大量生産に走らず、区画ごとの成熟度を見極め、過度な抽出や重さを避けるスタイル。環境への配慮や効率的な資源管理にも力を入れ、品質とサステナビリティの両立を図っています。
醸造において最も重視するのはブドウ本来の果実味とフレッシュさを最大限に生かすこと。ステンレスタンクを主体に、端正でクリーンな、飲み疲れしないバランスへと整えます。必要以上に樽で装飾することはせず、ワインが持つ素直な表情を前面に表現します。
手に取りやすさの裏側に、100年以上のセラーの記憶と、内陸バレンシアの静かなテロワール。日常のためにつくられた、誠実なスペインワインです。
