ブルゴーニュ ブラン 2022 ボワッソン フレール エ スール (ピエール ボワッソン)
ムルソー村内の8区画のブドウをブレンド、地域名以上のクオリティ
Bourgogne Blanc Boisson Frere et Soeur (Pierre Boisson)
商品管理番号 | 438172 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | ボワッソン・フレール・エ・スール |
産地 | フランス/ブルゴーニュ |
原産地呼称 | AOCブルゴーニュ |
ヴィンテージ | 2022 |
品種 | シャルドネ100% |
土壌/栽培 | 粘土石灰質土壌 |
醸造/熟成 | オーク樽発酵、オーク樽熟成18ヵ月(バリック、新樽率10%) |
タイプ | 白/辛口 |
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≪ワインについて≫
ムルソー村内にある8区画のブドウをブレンドした、地域名レベルの枠を超えるブルゴーニュ・ブラン。シトラスや青リンゴ、洋梨などのフレッシュなアロマにミネラルのニュアンスが重なります。溌剌としたアタック、ピュアな果実味が口中にたっぷりと溢れ、酸味とミネラルのバランスも非常に優れた仕上がりです。
《生産者について》
ドメーヌ・ボワッソン・フレール・エ・スールは、ムルソー村に根ざす名門家系、ボワッソン・ヴァドの伝統と感性をつなぐ次世代ドメーヌとして輝きを放つ存在です。父ベルナール・ボワッソン氏が率いてきたドメーヌを、2020年頃から子のアンヌ氏とピエール氏が担い、新章の幕を開けました。
ボワソン家初のドメーヌ元詰めは2000年頃。それ以前はネゴシアンにブドウを販売しており、中にはモレやルロワの名も挙がります。また、コシュ・デュリのラファエル・コシュ氏(ジャン・フランソワ・コシュ氏の息子)とピエール氏は幼馴染で、ワイン哲学や栽培・醸造について語り合う関係にあり、スタイルや感性への影響が見られます。今日ではジャンシス・ロビンソン氏も、「ラフォン・ロシェ、ルーロ、コシュ・デュリらと並ぶ、ムルソー最高峰の生産者のひとつ」としてボワッソンを絶賛しています。
所有畑は約15ha。樹齢70-80年にもなる古樹が多くを占め、そのポテンシャルを信条としています。サスティナブル農法を基盤とし、化学肥料や農薬は使用しません。土壌の耕作や通気性、丁寧な選果に配慮することで、ブドウとテロワールの魅力を最大限に引き出すことを目指しています。
収穫はすべて手摘み、自然酵母のみを使用し、デブルバージュを経て澱引き、主に木樽を用いてで約10日間発酵させます。その後、19-22ヵ月にわたる長期のシュール・リー熟成。新樽使用率は30%を超えず、バトナージュも控えめで、徹底的に酸化を避ける点はコシュ・デュリを彷彿とさせます。濾過はせず、個性と透明性を保ちます。
ボワッソンの白は熟した果実味や花々のニュアンスに加え、石灰や潮風のようなミネラル感と旨みを携えるのが特徴。伝統と革新のバランス、古樹の凝縮感を惜しみなく表現する技術、そして父、兄、妹それぞれの感性を映す個性もまた、1本1本に刻まれています。ボワッソンはかつてネゴシアンだった時代の記憶を抱きつつも、細部へのこだわりに静かな確信を持って、ワインを世に送り出しています。