カ マルカンダ マガーリ 2022 ガヤ
カベルネ・フラン主体で造られるエレガントなボルドーブレンド
Gaja Ca'Marcanda Magari
商品管理番号 | 437919 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | ガヤ |
産地 | イタリア/トスカーナ/ボルゲリ |
原産地呼称 | トスカーナIGP |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | カベルネ・フラン主体、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド |
土壌/栽培 | ロームと粘土を含む黒い土と石灰質豊富で石や砂利を多く含む白い土の混じる土壌 |
醸造/熟成 | オーク樽熟成12ヵ月(一部新樽)、ブレンド後さらにオーク樽熟成6ヵ月 |
タイプ | 赤/辛口 |
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《ワインについて》
カ・マルカンダ="望みのない交渉"、幾度に渡る交渉を経てやっとの思いで手に入れたボルゲリの稀有なテロワールで作られるボルドーブレンドです。マガーリは近年の気候変動をポジティブに捉え、2015年に大胆なセパージュ変更が行われました。
ブラックベリーやカシス、ブルーベリー、シダーウッドのアロマ。豊かな味わいに優美な酸が備わり、黒系果実とともにペッパーやカベルネ・フラン由来のパプリカのようなニュアンスが現れます。純粋なボルドーブレンドの品種構成もかかわらず、イタリア特有のどこか素朴な親しみやすさが明確に表現されています。
《生産者について》
世界のワインシーンで燦然と輝くイタリア・ピエモンテ州の宝石、ガヤ。ガンベロ・ロッソでは最多のトレ・ビッキエリを獲得し、“イタリアワインの帝王”として君臨しています。1859年設立以来、家族経営を貫き、特に現オーナーのアンジェロ・ガヤ氏が1961年に参画してからは革新的な手法でワイン造りに革命をもたらしました。
アンジェロ氏はフランスでの醸造学の学びを生かし、ピエモンテにフレンチオークのバリック樽を導入。そして単一畑の概念も取り入れました。これにより、「ソリ・サン・ロレンツォ」や「ソリ・ティルディン」、「コスタ・ルッシ」といった名高い単一畑ワインが誕生。ブルゴーニュのように仕立てられるガヤのワインは瞬く間に世界中の愛好家の心を射止めました。
所有畑はバルバレスコやバローロの優良区画に広がり、高密度植栽やグリーンハーヴェストで収量を低く抑え、ブドウの凝縮度と熟度を高めています。また、化学薬品の使用を極力控え、海藻やローズマリーなどの植物由来のエキスを農薬代わりに活用し、自然との調和を図っています。徹底した栽培環境で、ガヤはイタリア品種にとどまらず、カベルネなどの国際品種の栽培にも着手。大胆な挑戦が「ダルマジ」を生み、ガヤの名を一層ワールドクラスへと引き上げました。
ガヤの醸造スタイルは伝統と革新の融合。温度管理されたステンレスタンクでの発酵やフレンチバリックでの熟成を導入し、ネッビオーロ特有の鋭いタンニンを和らげ、エレガントでバランスの取れたワインに仕上げます。
どのボトルを開けても美しい布をたおやかに広げたようなバランス、ときに動物的な躍動感のある味わいが広がり、余韻のきらめきに心が留められるガヤのワイン。静かな天地に胸を張り、自然の気高さと共存するような感覚をもたらします。