シャトー オー バイィ 2020
R.パーカー94+点、どっしりと凝縮感のある仕上がり
Chateau Haut Bailly
商品管理番号 | 436349 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・オー・バイィ |
産地 | フランス/ボルドー/ペサック・レオニャン |
原産地呼称 | AOCペサック・レオニャン |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー42%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド3% |
土壌/栽培 | 鉄分を含む石や砂岩、化石が豊富な土壌 |
醸造/熟成 | オーク樽熟成16-18ヵ月(新樽率40%) |
タイプ | 赤/辛口 |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
≪ワインについて≫
ロバート・パーカー94+点、カシスやブラックチェリー、スミレ、アニス、ミント、土、などの自然な美しさに満ちたアロマが弾けます。深みがあり複雑な味わい。パウダリーかつ緻密なタンニンが骨格をもたらし、フィニッシュまでその存在を主張します。素晴らしいフレッシュさがバランスを整えていますが、全体的に凝縮感のあるどっしりとしたワインです。
《生産者について》
シャトー・オー・バイィはグラーヴ、ペサック・レオニャンに位置する由緒あるシャトーです。1959年にはグラーヴ格付の称号を与えられました。1級シャトーに迫る品質である「スーパー・セカンド」としても知られ、ロバート・パーカーをはじめとする各評価誌でも90点を滅多に下回らない極めて高い評価を得ています。
30haの畑は土壌研究の専門家がペサック・レオニャンで最も素晴らしいテロワールのひとつであると言及するほど好条件に恵まれています。鉄分を含む石や砂岩、化石が豊富な土壌の畑が高地にひと繋ぎに広がり、ブドウ樹は驚くほど太く、深く根を張り、樹齢は100年に達します。これにより生育に余裕が生まれ、難しい年でも高いクオリティを保つことができます。栽培品種はカベルネ・ソーヴィニヨンが全体の60%を占め、他はメルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドで構成されています。伝統的にこれらの品種は混植されており、今でも4haがその状態です。
畑での化学農薬は一切不使用。他の農薬の散布も最小限に留めます。ブドウはすべて手摘みで収穫し、区画ごとに完全に分け、30-120hLの異なるサイズの温度管理可能なセメントタンクで発酵。約3週間のマセラシオンの間、熱を加えることなく、伝統と現代性の融合をもって完璧なバランスを生み出します。発酵後はヴィンテージに応じて新樽の割合を50-60%に調整し16-18ヵ月間熟成させます。グランヴァンの他にセカンドワインのラ・パルド・ド・オー・バイィとロゼ・ド・オー・バイィも生産。ペサック・レオニャンのシャトーとしては珍しく、白ワインは造られません。
5世紀にわたる歴史の中でシャトーは複数の一族の手に渡り、その度に畑の改良やシャトーの改築に投資が行われてきました。直近では2017年までアメリカ人銀行家のロバート・ウィルマース氏が所有しており、彼の他界後は息子のクリス氏が継承。2020年にはシャトーの顔ともなるマネージング・ディレクターのヴェロニク・サンダース氏と共にシャトーの広範囲にわたる再開発プログラムを開始し、近年さらに品質が向上しています。
弛まぬ努力の甲斐もあり、巷では“オー・ブリオンを買う余裕のない人はオー・バイィを買うべし”と語られるほど。オー・バイィのワインは洗練されたタンニンと柔らかな甘味、複雑な果実のニュアンスを備え、驚異的なバランスとポテンシャルを秘めています。