シャトー コス ラボリ 2020
R.パーカー91-93点、フレンドリーで親しみやすい仕上がり
Chateau Cos Labory
| 商品管理番号 | 436333 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | シャトー・コス・ラボリ |
| 産地 | フランス/ボルドー/サン・テステフ |
| 原産地呼称 | AOCサン・テステフ、メドック格付第5級 |
| ヴィンテージ | 2020 |
| 品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン48％、メルロー42％、プティ・ヴェルド10％ |
| 土壌/栽培 | 粘土石灰質と砂利の混じる深い土壌、粘土多めの粘土石灰質土壌 |
| 醸造/熟成 | ステンレスタンク発酵、オーク樽熟成12-14ヵ月(フレンチオークとアメリカンオーク、新樽率50%) |
| タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー91-93点、派手さはないもののフレンドリーで親しみやすい2020年。カシスや熟したプラム、キルシュの古典的なアロマに続き、赤いバラや鉛筆の芯、湿った土のニュアンスが現れます。素晴らしい緊張感があり、熟した緻密なタンニンが果実味を支え、余韻にはクリスタルのようなミネラル感を残します。
≪生産者について≫
サン・テステフの南端、シャトー・ラフィット・ロートシルトのすぐ北に位置するメドック格付第5級シャトー。コス・ラボリの名はシャトーが位置する「コス」という丘と初代オーナーであったフランソワ・ラボリ氏の名前に由来します。1845年にはルイ・ガスパール・デストゥルネル氏が購入。その後幾度の所有者の変遷を経て、2023年にシャトー・コス・デストゥルネルのオーナーでもあるレイビエ家が取得しました。2世紀近い時を経て2つのシャトーの絆が再びより戻されました。
コスの丘に位置する日当たりに恵まれた18haの畑ではカベルネ・ソーヴィニヨンを中心にメルロー、カベルネ・フラン、少量のプティ・ヴェルドを栽培しています。コス・デストゥルネルとの境界は粘土石灰質の混ざる深い砂利質、もう一方の境界は粘土が多く、それぞれに適した品種を植え分けています。コス・ラボリのいくつかの優良区画はコス・デストゥルネルの一部となるよう区画変更された時期もありましたが、再び同オーナーとなったことで大きな自由度が与えられました。
醸造においては大型のステンレスタンクで発酵させた後、格付シャトーでは珍しくアメリカンオークとフレンチオークの組み合わせで熟成させます。新樽比率はおよそ50%で熟成期間は約14ヵ月間。力強さとエレガンスの絶妙なバランスを保ち、サン・テステフらしい骨格を備えたスタイルに仕上げられます。
色濃い歴史を辿るコス・ラボリ。シャトーが成長し花を咲かせるために代々のオーナーが知恵と持久力を積み重ねてきました。今日では新たなオーナーのもとサン・テステフの偉大なテロワールをさらに追求しながら、熟成のポテンシャルを持ちつつ若いうちにも親しめるワインを造ることを目標としています。
