シャトー ボー シット 2020
J.サックリング91-92点、洗練された美しいサン・テステフ
Chateau Beau Site
商品管理番号 | 436316 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・ボー・シット |
産地 | フランス/ボルドー/サン・テステフ |
原産地呼称 | AOCサン・テステフ |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロー20%、プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン2% |
土壌/栽培 | 砂利混じりの砂、石灰岩、牡蠣殻の混じる泥灰土、粘土など様々な要素が混じる土壌 |
醸造/熟成 | ステンレスタンク発酵、オーク樽熟成12-14ヵ月(新樽率40-50%) |
タイプ | 赤/辛口 |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
≪ワインについて≫
ジェームス・サックリング91-92点の2020年。カシスやブラックベリーのアロマにスモークや樹皮、芳ばしいオークのノートが重なります。口に含むと凝縮感のある果実味とともに生粋なタンニンを感じられ、鮮やかで力強い印象。しっかりとした構造ながら、古風なスタイルというよりは洗練された美しいワインです。
《生産者について》
シャトー・ボー・シットはメドック格付第5級のシャトー・バタイィやランシュ・ムーサのオーナーでもあるカステジャ家が所有するシャトーです。サン・テステフに位置し、2007年にクリュ・ブルジョワ制度が一旦廃止されるまでは長い間クリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格付けされていました。新体制となってからは玉石混交の状態を避けるべく格付から去ったものの、手頃な価格に対するクオリティの高さは変わらず高い人気を誇ります。
ボー・シットが拠点を構えるのはシャトー・カロン・セギュールに隣接する理想的な場所。畑は河口に面した丘陵地にあり、“ボー・シット=美しい土地”の名を体現しています。砂利混じりの砂、石灰岩、牡蠣殻の混じる泥灰土、粘土など様々な要素が補完的に混じり合う土壌を有し、平均樹齢45年のブドウ樹を栽培。比較的穏やかな気候と多様な地質が常に安定感のある味わいを生み出します。
フィリップ・カステジャ氏が引き継いで以来、サスティナブル農法が発展的に行われてきました。化学肥料から藻類を利用した有機肥料に変更し、除草を完全にやめ、農薬の使用量を減らし、土壌の分析、生物多様性の保全などを徹底。2019年からはHVEレベル3の認証を受けています。剪定やグリーンハーベストも1本1本の樹勢や区画ごとにこまめに実施。収穫後の選果も厳格に行い、グランヴァンの基準に満たないと判断されたブドウはセカンドワインのシャトー・オー・ヴィニョーブル・セガンに使用することで、品質の焦点をより絞っています。
セラーのアップグレードも惜しまず、温度管理可能なステンレスタンクを20基以上備え、完璧な発酵環境を確保。熟成には複数の樽メーカーのフレンチオーク樽を用い、新樽比率約40%で12-18ヵ月間熟成されます。また、ボー・シットはメドックの中で最も古いシャトーのひとつでもあり、自然と高い湿度が保たれる古くからの熟成庫も所有。ここではヴィンテージボトルがゆっくりと時を重ねています。
ボルドー屈指のネゴシアンであるカステジャ家の専門知識と細部へのこだわりは、ボー・シットでも惜しみなく発揮されています。良心的な価格で叶う、美しい果実味とスパイシーなニュアンス、バランスのとれたエレガントなサン・テステフです。