シャトー グリュオ ラローズ 2010
R.パーカー93点、1990年や2000年に比肩する仕上がり
Chateau Gruaud Larose
商品管理番号 | 418043 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・グリュオ・ラローズ |
産地 | フランス/ボルドー/サン・ジュリアン |
原産地呼称 | AOCサン・ジュリアン、メドック格付第2級 |
ヴィンテージ | 2010 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン68%、メルロー32% |
土壌/栽培 | ガロンヌ由来の礫質土壌 |
醸造/熟成 | セメントタンク発酵60%、木桶熟成発酵40%、木樽熟成16ヵ月(新樽率50%、ミディアムトースト) |
タイプ | 赤/辛口 |
その他 | #熟成ワイン |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー93点、1990年と2000年に比肩する秀でた仕上がりの2009年。温もりのあるカシス、ブラックベリーのコンポートにレザー、葉巻、ローリエや薬草のヒントが漂います。濃厚で男性的、たっぷりとした黒系果実に満たされ、ハーブや土のニュアンス、骨格のあるタンニンが備わります。少なくとも5-8年のセラー熟成を要し、先30年はもつ堅牢なスタイルですが、ひとたび開くとえも言えぬ華やさに包まれます。
≪生産者について≫
ラベルに記された“王のワイン、ワインの王”で有名な、サン・ジュリアンに位置するメドック格付第2級シャトー。クラシックなつくりと安定した品質に対する良心的な価格で愛されています。
畑ではテロワールを尊重し、2019年には有機農法への転換を始めています。他にもリュット・アンテグレ(害虫・雑草管理)やアグロフォレストリー(森林と共存する農業)など、生態系を維持した環境での栽培を重視しています。土壌は異なる粘土・砂・小石の下層土の上に砂利・小石・砂・粘土・腐植土などが混ざったもので、土壌に適した品種の植え替えによりここ数年で品質が劇的に向上しました。近年はカベルネ・ソーヴィニヨンの割合が増加しています。
醸造においては、複数回にわたる果実の厳しい選別の後、低温で穏やかに、長くマセラシオンを行います。木桶での発酵後、グランヴァンは約18ヵ月間熟成されます。畑作業を含めこれらの綿密な取り組みにより、筋肉質すぎず痩せすぎもせず、エレガンスと力強さを併せ持つスタイルを叶えています。
1725年に大修道院長のジョセフ・グリュオーが設立し、その後1771年に騎士ラローズが継承、シャトーの名はこれに由来します。1997年に現所有者であるメルロー家が購入、一族はグループ・タイヤンとして、ポイヤックのオー・バージュ・リベラル、ムーリのシャス・スプリーンなども所有しています。