ブルネッロ ディ モンタルチーノ DOGC リゼルヴァ 2015 ビオンディ サンティ
ブルネッロの歴史的生産者による、瞑想的ともいえる希少キュヴェ
Brunello di Montalcino DOCG Riserva Biondi Santi
商品管理番号 | 433633 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | ビオンディ・サンティ |
産地 | イタリア/トスカーナ/モンタルチーノ |
原産地呼称 | ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ DOCG |
ヴィンテージ | 2015 |
品種 | サンジョヴェーゼ・グロッソ100% |
土壌/栽培 | 石の多い泥灰土の土壌 |
醸造/熟成 | 自然酵母使用、スラヴォニアンオーク樽発酵(古樽)、スラヴォニアンオーク樽熟成36ヵ月(古樽)、瓶内熟成6ヵ月以上 |
タイプ | 赤/辛口 |
その他 | #熟成ワイン |
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《ワインについて》
1888年から2015ヴィンテージまでで40回しかリリースされておらず、生産量も極めて限られるキュヴェ。リゼルヴァには最も高樹齢のブドウのみを使用しています。ワイルドベリーや砂糖漬けのオレンジピール、下草や土の香る瞑想的なアロマ。並外れてシルキーで程良い重みのある口当たりに、撫でるように甘美な果実味が流れ込みます。高いアルコール度数を感じさせないほどしなやかでなめらか。熟成による進化も楽しみです。
《生産者について》
“ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの代名詞”“アペラシオンの開祖”と定義されるビオンディ・サンティ。18世紀末に設立され、長い歴史において並外れたエレガンスと長期熟成能力を持つ高名なワインを造り続けています。
エステートは32haの畑を有し、そのうち5haでは1930-1972年植樹の古樹のサンジョヴェーゼを栽培。主要な畑であるグレッポは標高564mに位置し、石の多い泥灰土の土壌を有しています。単一のクローン(サンジョヴェーゼ・グロッソ)が植えられ、微気候と理想的な土壌の恩恵を受けて熟成能力の高いワインを生み出します。
収穫はこの地域では比較的早く、その後長いマセラシオンを行います。土着酵母を使用し基本的にセメントタンクで発酵、リゼルヴァは木桶で発酵させます。熟成はロッソは12ヵ月~リゼルヴァは36ヵ月、スラヴォニア産の大樽が用いられます。過剰なタンニンを防ぐため、どのキュヴェにおいても新樽は使用しません。仕上がるワインはフローラルで香り高く、上質なタンニンと酸の骨格を備えています。最良年のみリリースされるリゼルヴァは何十年もの熟成を可能とし、最高の状態になるまでに15年以上かかるともされています。
ワイナリーと地域全体の歴史は密に関係し、公式に“ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”と表記された最初のワインは1888年にビオンディ・サンティによって造られました。19世紀後半にフィロキセラなどの病害で他の生産者が姿を消す中でも、接ぎ木をしながらサンジョヴェーゼ100%のワイン造りを続行。以降アペラシオンの拡大にも貢献し、今日ではビオンディ・サンティのクローンBBS11が広く使用されています。
2016年以降パイパー・エドシックの所有者でもあるフランスの高級ホールディング、EPIの傘下となってからも、伝統を重んじながら歴史的なワインのさらなる向上に努めています。