シングル ヴィンヤード カベルネ ソーヴィニヨン 2019 ネイピア
“ケープタウンのラトゥール”手がける単一畑シリーズ
Single Vineyard Cabernet Sauvignon Napier Winery
| 商品管理番号 | 433029 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | ネイピア |
| 産地 | 南アフリカ/西ケープ/ウェリントン |
| ヴィンテージ | 2019 |
| 品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
| 土壌/栽培 | オークリーフやカルトレフ土壌(花崗岩質)、クルンスタッド土壌(砂質やローム質)、クラプムッツ土壌(母岩の一部が砕けたもの)が混じる |
| 醸造/熟成 | 熟成トータル12-36ヵ月(バリック新樽と1年使用の古樽、その後瓶内熟成) |
| タイプ | 赤/辛口 |
| その他 | #自社直輸入 |
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《ワインについて》
ホウクワ山脈の斜面で育つ単一畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用。特殊な微気候と低収量により、複雑で凝縮した味わいになります。甘やかなスミレやダークフルーツのアロマに杉や甘草、黒鉛などの深みを帯びたアロマ。口中には熟したチェリーやバニラ、オークの芳ばしい風味が広がります。リッチで滑らかな口当たりが心地よく、エレガントなタンニンが後をひく満足感のある余韻を残します。
《生産者について》
アンドリュー・ジェフォードMWに“ケープタウンのラトゥール”と絶賛され、ジャンシンス・ロビンソンやジェームス・サックリングにも度々取り上げられる南アフリカのブティック・ワイナリー。日本でもワイン漫画「神の雫」に登場し、ファンから熱狂的な支持を得ています。1989年設立、ワイナリー名はウェリントンの土地の名付け親であり18世紀に喜望峰の総督を務めたジョージ・ネイピア卿に由来します。
ネイピアの畑は西ケープ州のウェリントンにほど近い壮大な渓谷に位置します。温暖な気候と日照に恵まれたテロワールは、ボルドー品種にとって最適な栽培環境です。また、多様な土壌もブドウに個性をもたらしています。要となるヴィラフォンテスは古代から存在する健全かつ痩せた土壌で、ブドウの収量を抑え、果実の凝縮度を高めます。クラプムッツの土壌は母岩の一部が砕けたもので強固な構造を持ち、養分の蓄積に優れています。水はけがよく生育期に水を溜め込まないため樹勢が衰えず、凝縮した風味とタンニンを持つブドウができます。カルトレフは花崗岩質の土壌で岩石を多く含み、ミネラル感とフィネスを与えます。さらに雪解け水の量を点滴灌漑で綿密にコントロールし、畑のブロックごとにバランスを調整しています。これらの環境のもとカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、マルベックが育てられ、並外れたフィネスをもつワインが生まれます。
畑は手作業で手入れされ、手摘みで収穫されます。夜間の最低気温の時間から夜明けまでに収穫し鮮度を高く保ち、最良のブドウのみを厳しく選果します。醸造には新旧のバリック樽を細かく使い分けます。醸造を担うレオン・ベスター氏は旧世界の最高級ワインにみられる複雑さや繊細さに、ニューワールドらしいひねりを加えたワインを造ることに注力しています。
ネイピアのポートフォリオは南アフリカの多様性を反映し、デイリーレンジやシングル・ヴィンヤードシリーズ、フラッグシップであるレッド・メダリオンなど幅広く展開しています。
南アフリカの権威あるナショナルワインチャレンジ(NWC)では、ネイピアの殆どのキュヴェがプラチナやゴールドを幾度も受賞したりTOP100ワインに選出されるなど、非常に高い評価を受けています。
2021年にはフェアトレード認証を取得しました。ワインの生産と供給において、品質や労働者の権利など一連の基準が満たされていることを意味します。労働者のための設備の整った住居も完備。労働者の子供たちの教育費も負担し、託児所も運営しています。
ネイピアは質にこだわるブティック・ワイナリーとして、働く全員が品質に対する誠実さと革新への情熱を共有できる環境を整え、ウェリントン・ヴァレーのテロワールを表現する世界クラスのワインを生み出しています。
