テスタマッタ ビアンコ 2021 ビービー グラーツ
ジリオ島の樹齢100年近いアンソニカを使用した新たな試み
Testamatta Bianco Bibi Graetz
| 商品管理番号 | 433462 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | ビービー・グラーツ |
| 産地 | イタリア/トスカーナ |
| 原産地呼称 | IGTトスカーナ |
| ヴィンテージ | 2021 |
| 品種 | アンソニカ100% |
| 土壌/栽培 | グラニテ(花崗岩)の砂とごつごつの岩に覆われた土壌、標高60-150mの段々畑 |
| 醸造/熟成 | 除梗、ドライアイスを使用した非常にソフトなプレス、バリック新樽で発酵、MLFなし、シュール・リー熟成12ヵ月 |
| タイプ | 白/辛口 |
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≪ワインについて≫
2016年に初リリースされ、すでにイタリア白ワインのベンチマークとなったテスタマッタ・ビアンコ。ジリオ島最高の畑であるセローネの、樹齢100年にもなるアンソニカを純粋に表現した“単一畑のセレクション”でもあります。
リンゴや桃、レモンピールのアロマが漂い、トーストしたスパイスの香りをアクセントに感じられます。明るい酸とミネラル感で包み込まれ、まるでジリオ島の“ゲレンデ”を歩いているかのよう。エネルギッシュで鮮やかな味わいが印象的です。
≪生産者について≫
ビービー・グラーツはトスカーナ州、フィレンツェを見渡すフィエーゾレの丘の上に2000年に設立されたワイナリーです。フィレンツェの北東に位置するこの地はビービー氏が生まれ育った場所でもあり、土着品種と芸術家の父を持つ彼の自由な発想により生み出されるワインは“芸術作品としてのワイン”と言っても過言ではありません。サンジョヴェーゼから造られるIGTトスカーナの赤ワイン「テスタマッタ(=crazy head)」と「コローレ」が特に有名ですが、近年それに匹敵するアンソニカの白ワインが注目を集めています。
自家消費用のための家のブドウ畑に関心を持ったことがきっかけでスタートしたビービー・グラーツ。約30haのブドウ畑を有機農法で栽培された小さな区画に分割して使用するようになりました。ビービー氏はとりわけ古樹を愛し、今日ではトスカーナ最大級の古樹畑コレクションをしています。古樹はどれもサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノといった土着品種で構成され、畑はシエナやキャンティ・クラシコの中心部など標高250-600mの高い場所に点在。痩せた土壌と自然な栽培方法がワイナリーの哲学を特徴づけ、それぞれの区画の個性を描き出しています。また、2020年にはワイナリーのすぐ裏に90haの畑を獲得し、新たなブドウの植樹もスタートしました。
醸造では解放式のバリック樽での自然発酵、手作業でのピジャージュ、古樽熟成を用い、ワインに溢れんばかりの生命力、透明感、エレガンスをもたらしています。
2016年にはテスタマッタの白ワインを初リリースし、続けてコローレ・ビアンコもリリース。どちらもビービー氏が幼少期に休暇を過ごしたジリオ島に自生するアンソニカからつくられます。この島には太陽と潮風が花崗岩の岩を砕き、砂質の土壌をつくり、何千年もの間に培われた特異なテロワールがあります。海を見下ろす非常に古い畑で古くからの農家の経験と知恵が生かされ、フィネスと並外れたミネラルをたたえるワインが生み出されます。
クリエイティブなセンスの詰まったビービー・グラーツのワインはイタリアのワイン誌ヴェロネッリで3位、世界最大のワイン見本市ヴィネクスポで約3万本のブラインドテイスティングの中から1位に選ばれるという驚異的な快挙も成し遂げています。芸術家の家庭で育ち、自身もフィレンツェのアカデミー・ドゥ・アルテで学んだビービー氏。ラベルにもこだわり、彼の色鮮やかなオリジナルアートが施されています。
