シャトー ラネッサン 2017
常にメドック格付に比肩する評価を得るシャトー
Chateau Lanessan
商品管理番号 | 433450 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・ラネッサン |
産地 | フランス/ボルドー/オー・メドック |
原産地呼称 | AOCオー・メドック ブルジョワ級 |
ヴィンテージ | 2017 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン約50%、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド |
土壌/栽培 | 水はけの良い砂利質土壌 |
醸造/熟成 | コンクリートタンク発酵、1/3が新樽、1/3が1年使用した樽、1/3が2年使用した樽 |
タイプ | 赤/辛口 |
その他 | #熟成ワイン |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不 可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
≪ワインについて≫
2017というヴィンテージの割にとても印象的な凝縮感を示しています。甘いラズベリーやブラックチェリー、ローズペタル、タバコの葉、森の下生えなどを連想させる魅力的なアロマ。しなやかでチャーミングでありながら、しっとりとした深みを呈し、このドメーヌの力強さとポテンシャルを象徴するような仕上がりです。
≪生産者について≫
シャトー・ラネッサンはオー・メドック地区、キュサック・フォール・メドックに拠点を構えるシャトーです。サン・ジュリアンのすぐ南に位置し、アペラシオンの境界線となる水路を挟んでシャトー・グリュオー・ラローズと向かい合っています。ワイン・アドヴォケイト誌は“ラネッサンほどポテンシャルを秘めたワインはない”と高く評価。85haの畑から生み出されるカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインは度々クリュ・ブルジョワに格付けされています。
畑は主に砂利質で構成され水はけが良く、カベルネ・ソーヴィニヨンが60%、メルローが35%、そして少量のプティ・ヴェルドとカベルネ・フランが栽培されています。醸造においては温度管理下のコンクリートタンクで発酵、新樽比率は約1/3で熟成されます。また、若木を使用しメルロー比率を高めたセカンドワインのレ・キャレッシュ・ド・ラネッサン、サードワインのヴォヤージュ・ド・ラネッサンも生産。どれもしなやかで質の高いエレガントなスタイルであり、同時に親しみやすさも感じられる味わいが特徴です。
14世紀にはラネッサンの存在が確認されており、歴史の初期からすでにワイン生産者としての高い評価を得ていました。現在のシャトーは1878年に建てられたものです。19世紀初頭には非公式ながらメドック地区の第4級のひとつとされ、1815年のボルドー名鑑『コックス&フェレ』にシャトーの名が記されています。1855年のメドック格付の際には、シャトーの評判はすでに確かなものであり敢えて格付の必要はないと考え、ワインをエントリーしませんでした。2010年からはクリュ・ブルジョワにしばしば名を連ねています。シャトー・ド・サン・ジェム、シャトー・ラシュネーのオーナーでもあるブテイエ家が8代にわたり長らくラネッサンを所有していましたが、ペンフォールズを所有するオーストラリアのTWEが2022年より新たなオーナーとなっています。