ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ クロ デ コルヴェ ヴィエイユ ヴィーニュ 2020 プリューレ ロック
極小粒のブドウをあえて使用、高密度の味わい
Prieure Roch Nuits Saint Georges 1er Cru Clos des Corvees Vieilles Vignes
| 商品管理番号 | 433758 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | プリューレ・ロック |
| 産地 | フランス/ブルゴーニュ/ニュイ サン ジョルジュ |
| 原産地呼称 | AOCニュイ・サン・ジョルジュ プルミエクリュ |
| ヴィンテージ | 2020 |
| 品種 | ピノ・ノワール100% |
| 醸造/熟成 | 全房発酵、自然酵母使用、1日2回の手作業によるルモンタージュとピジャージュ、木樽熟成18-24ヵ月(新樽)、無清澄、無濾過、SO2極少量 |
| タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
プレモー・プリセー村に位置し、5.2haを誇るコート・ド・ニュイ最大のモノポール、1級クロ・デ・コルヴェ。樹齢やブドウの質に応じてキュヴェを分けてリリースされます。区画名キュヴェではミルランデと呼ばれる極小粒のブドウのみを使用し、凝縮感を与えています。砕いたラズベリーやチェリーにフローラルなニュアンスをまとうアロマ。アタックにはぎゅっと詰まった果実味豊かなタンニンを感じられます。
≪生産者について≫
マダム・ルロワの甥であり、DRCの共同経営者でもあるアンリ・フレデリック・ロックによるドメーヌ。アンリの逝去後は共同経営者として働いていたヤニック・シャン氏がオーナーを務めています。ワインづくりにおける人的介入を最小限に徹底する、カルト的な人気を誇る生産者です。
1998年設立、ヴォーヌ・ロマネ村の4つの区画に分かれた計2haのわずかな畑からスタートしました。これらの区画は当時、ロマネ・コンティがロマネ・サン・ヴィヴァンの広大な敷地を取得する資金を得るために売却したものでした。現在の所有畑は14ha以上に及び、ニュイ・サン・ジョルジュの区画が大部分を占めています。名高いグランクリュとプルミエクリュをいくつも擁し、中でもよく知られているのは、ニュイ・サン・ジョルジュのアペラシオンに属するプレモー・プリセ村の5haの大きな1級畑のモノポール、クロ・ド・コルヴェです。他にも村名レベルのキュヴェも生産しています。2010年にはコート・ド・ボーヌに数ヘクタールの畑を取得しラドワのシャルドネをリリースするなど、さらに規模を拡大しています。
畑はすべて有機農法で管理されています。また1990年代前半より厳格に収量を制限し、より高評価を得るようになりました。多くのドメーヌのグランクリュの収量が35hL/haであるのに対し、現在のプリューレ・ロックは約18hL/haの収量に留めています。全ヴィンテージにおいて自然酵母のみ使用、全房発酵させ、ピジャージュは足踏み、ルモンタージュは人の手や重力を用いて行われ、マストに一切の無駄な負荷をかけません。SO2は澱引き時にごく少量の使用のみ、そして無濾過で瓶詰めされます。熟成時、樽は斜めに積み上げられ、樽の隅に澱が溜まるようになっています。
ワインの味わいの序盤にはイーストやマッシュルームなどの独特な香りが立ちますが、グラスの中で空気に触れることで徐々にバラの花びらやベリーの華やかなアロマが開花していきます。どれも柔らかくシルキーなテクスチャーと滋味深さ、土地と果実のダイナミックな生命力を感じられる仕上がりです。
特徴的なラベルのシンボルは古代エジプトに由来し、ブドウの実を表す3つの赤い“卵”の上に2つの黄色い“目”－上部が神の目または自然の目で下部が人間の目、左側には植物と書記を表す緑色のパピルスの葉が描かれています。
