シャトー グリュオ ラローズ 2020
R.パーカー96点、しっとりと深みのある長命なワイン
Chateau Gruaud Larose
商品管理番号 | 436347 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・グリュオ・ラローズ |
産地 | フランス/ボルドー/サン・ジュリアン |
原産地呼称 | AOCサン・ジュリアン、メドック格付第2級 |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン79%、メルロー14%、カベルネ・フラン7% |
土壌/栽培 | ガロンヌ由来の礫質土壌 |
醸造/熟成 | オーク樽熟成18-24ヵ月(バリック、新樽率約85%) |
タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー96点の2020年。年々カベルネの比率が増加し、より骨格のある長命なスタイルとなっています。赤黒ベリーが春の花々や葉巻、リコリス、スパイス、オーク香に縁取られた素晴らしいアロマ。味わいはやや内向的で控えめであるものの、上品な新樽の巧みなタッチが添えられ、深みと立体感を感じさせます。じわりと浸透するような印象的な余韻。完璧な飲み頃を迎えるまで数年の忍耐が必要です。
≪生産者について≫
ラベルに記された“王のワイン、ワインの王”で有名な、サン・ジュリアンに位置するメドック格付第2級シャトー。クラシックなつくりと安定した品質に対する良心的な価格で愛されています。
畑ではテロワールを尊重し、2019年には有機農法への転換を始めています。他にもリュット・アンテグレ(害虫・雑草管理)やアグロフォレストリー(森林と共存する農業)など、生態系を維持した環境での栽培を重視しています。土壌は異なる粘土・砂・小石の下層土の上に砂利・小石・砂・粘土・腐植土などが混ざったもので、土壌に適した品種の植え替えによりここ数年で品質が劇的に向上しました。近年はカベルネ・ソーヴィニヨンの割合が増加しています。
醸造においては、複数回にわたる果実の厳しい選別の後、低温で穏やかに、長くマセラシオンを行います。木桶での発酵後、グランヴァンは約18ヵ月間熟成されます。畑作業を含めこれらの綿密な取り組みにより、筋肉質すぎず痩せすぎもせず、エレガンスと力強さを併せ持つスタイルを叶えています。
1725年に大修道院長のジョセフ・グリュオーが設立し、その後1771年に騎士ラローズが継承、シャトーの名はこれに由来します。1997年に現所有者であるメルロー家が購入、一族はグループ・タイヤンとして、ポイヤックのオー・バージュ・リベラル、ムーリのシャス・スプリーンなども所有しています。