シャトー デュアール ミロン 2020
R.パーカー94点、核にある素晴らしい深み
Chateau Duhart Milon
商品管理番号 | 436341 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・デュアール・ミロン |
産地 | フランス/ボルドー/ポイヤック |
原産地呼称 | AOCポイヤック、メドック格付第4級 |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン72%、メルロー28% |
土壌/栽培 | 石灰質の下層土の上に細かな礫が混じる砂質 |
醸造/熟成 | オーク樽熟成約14ヵ月(新樽率50%) |
タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー94点、力強く存在感のある仕上がりの2020年。ブラックチェリーやブラックラズベリー、プラムジャムにクミンシード、スターアニス、カルダモンなどのエキゾチックなスパイスが混じり、黒トリュフのアーシーなタッチも添えられています。口いっぱいに広がるジューシーな黒系果実とふくよかなテクスチャーに十分なフレッシュさも備え、余韻は長くスパイシー。幅が広く、層が厚く、洗練されたタンニンを持ち、核となる部分には素晴らしい深みがあります。
≪生産者について≫
ポイヤックに拠点を置くメドック格付第4級シャトー。隣り合う1級ラフィット・ロートシルトが所有し、同じチームが畑の管理とワインの醸造を行っています。ポイヤックらしい力強さも備わるエレガントな味わいで知られています。
76haの畑はラフィット・ロートシルトの畑のすぐ西に位置し、サン・テステフの北にあるラフォン・ロシェにも面しています。石灰岩の上に細かい砂利と砂が混ざる土壌にはカベルネ・ソーヴィニヨンが3分の2、メルローが3分の1の割合で栽培されています。ラフィットに比べ成熟が遅く土壌のバランスも劣りますが、近年の温暖化の影響と細部にこだわる栽培で不利な条件がカバーされ、質的な高みに達しています。
ワイナリーは2003年に全面改装され、醸造は畑の区画毎に指定された個別のタンクで行われます。グランヴァンはオーク樽で18ヵ月熟成、そのうち約半分に新樽を使用します。使用するバリックの大部分は自社工房由来のもので、軽くトーストしたアリエとヌヴェールをメインとしています。他にセカンドワインのムーラン・ド・デュアールも生産しています。
1855年の格付後、シャトーは衰退の一途を辿り、1962年にエリック・ド・ロートシルト男爵により買収されました。ロートシルト家による設備投資と栽培環境の整備、そしてブドウの樹齢が上がったことも相まって、2000年以降のワインは過去数十年に比べ品質が向上。第4級としての威厳を取り戻すための40年にわたる努力の結晶を、近年の美しい味わいから感じ取ることができます。