ボーヌ ヴィエイユ ヴィーニュ 1996 ドミニク ローラン
樽香、古樹の凝縮感、新鮮さと熟成香が複雑に共存
Dominique Laurent Beaune Vieilles Vignes
商品管理番号 | 435336 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | ドミニク・ローラン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/ボーヌ |
原産地呼称 | AOCボーヌ |
ヴィンテージ | 1996 |
品種 | ピノ・ノワール100% |
醸造/熟成 | 全房発酵、オーク樽熟成(新樽率100%)、醸造中のSO2無添加、ノンフィルター |
タイプ | 赤/辛口 |
その他 | #熟成ワイン |
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《ワインについて》
古樹のピノ・ノワールを除梗せず使用し、凝縮感と新鮮さの両方を表現しています。ラズベリーやブラックベリーの濃厚なフルーツに腐葉土、トリュフ、レザーなどの入り混じる複雑で繊細なアロマ。しっかりと骨格のあるタンニンがジューシーな果実味を支え、上品なバランスを保っています。余韻には熟成による深みの余波が押し寄せます。
《生産者について》
パティシエから転身し、1989年からネゴシアンをスタートさせた生産者。“新樽200%”“ドミニク・マジック”など称される独特の手法で生み出す芳醇なワインは世界中のワインラヴァ―を魅了し、ブルゴーニュの造り手TOP5に入るとも言われています。
新樽率200%は、ドミニク・ローランのワインの特徴を最も表す熟成方法です。ネゴシアンとして買い付けたワインをすぐに新樽100%のバリックに移し約6ヶ月寝かせ、その後さらに別の新樽に移し替えて熟成させます。新樽に2回入れることから”新樽比率200%“の名がつきました。すべてのワインが対象ではなく、そのワインの個性に合わせて通常の新樽率100%に留めたり、よりやわらかな造りにするために新樽率を下げたものもつくられます。ただし樽へのこだわりは常に細かく、熟成用のバリック作りも自らプロデュースしているほどです。
熟成のみに目が行きがちですが、ワインの買付においても高樹齢・100%手摘み・全房発酵などと条件は厳しく、熟成に耐えうる相当なポテンシャルを持ったワインのみを買い付けています。その目利きにより彼の購入した畑のワインに箔が付き、後に価格が急騰する現象が起きたともいわれています。
新樽200%という言葉の響きのイメージを良い意味で覆すような、非常にエレガントな仕上がりが特徴のドミニク・ローラン。肉厚でありながら骨格は大変しなやかで美しい酸が通り、熟した果実味と旨味が溢れます。