パラッツィ 2020 テヌータ ディ トリノーロ
トスカーナ孤高の生産者による完熟メルロー
Palazzi Tenuta Di Trinoro
商品管理番号 | 423301 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | テヌータ・ディ・トリノーロ |
産地 | イタリア/トスカーナ/サルテアーノ |
原産地呼称 | トスカーナIGT |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | メルロー100% |
土壌/栽培 | 標高450-650m、トスカーナ内陸部、石灰岩、沖積平野、粘土質の土壌 |
醸造/熟成 | ステンレスタンク発酵、フレンチオーク樽熟成7ヵ月、セメントタンク熟成12ヵ月、3月の下弦の月に瓶詰め |
タイプ | 赤/辛口 |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不 可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
≪ワインについて≫
完璧を追求し続けたトスカーナの鬼才、故アンドレア・フランケッティにより生み出されたメルロー100%のキュヴェ。生産量は約5000本のみです。ブラックベリーやプラム、スパイス、焚き火を思わせるアロマ。暑いヴィンテージで完熟感が全面にあるものの誇張されることなく、ふくよかな果実味、柔らかさ、緊張感、しなやかなテクスチャーを高次元のバランスで保っています。無限の空となだらかな風景が広がるサルテアーノの自然の偉大さを感じさせます。
≪生産者について≫
トスカーナ州南部の人里離れた場所サルテアーノに拠点を構える孤高の生産者。1992年、アンドレア・フランケッティ氏が荒れた森の中にサン・テミリオンを思わせる土壌があるのを発見し、ボルドーから持ち込んだ挿し木を高密度に植えるというスタイルで特異なワイナリーの幕を開けました。200haの広大な敷地はトスカーナとウンブリア、ラツィオが交わるサルテアーノ近くのオルチャ渓谷に広がり、周囲に他の畑のない孤立した場所で比類ないワインを生み出しています。
畑は標高450-600mの高地に自然にできた盆地にあり、昼夜の寒暖差が大きく、かつ周囲の丘によって熱が十分に保たれます。ブドウが完熟するのに理想的な条件が整い、さらに密植からの大幅な間引きで収量を極端に抑えることでブドウに凝縮された旨味成分をもたらします。土壌は青い粘土、岩、砂利質などがモザイク状に広がり、密植されたブドウ樹は根を張り巡らせ、あらゆる土壌から個性を引き出すことができます。とりわけメルローとカベルネ・フランに適しており、栽培比率の大半を占めています。
完璧を追求するフランケッティ氏は醸造も細かく念入りです。バリックや新旧樽、セメントタンクを使い分け、それぞれのキュヴェに合わせて絶妙な熟成感をもたらします。中には下弦の月を待って瓶詰めするという独特のこだわりも見られます。
フラッグシップであるワイナリーの名を冠した「テヌータ・ディ・トリノーロ」は、カベルネ・フラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドの中から毎年の出来に合わせブレンドを変えてつくられます。ワイン・アドヴォケイト誌では1997年から90点を下回ることはなく、2019ヴィンテージでは100点満点をマークしました。他にも単一畑のキュヴェやセカンドラベルなども生産しています。非常に香り高く華やかで、かつ親しみやすく、長期瓶内熟成のポテンシャルも秘めたキュヴェの数々は、世界市場で常に高値で取引されています。