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サヴィニー レ ボーヌ プルミエ クリュ レ ラヴィエール 2019 シャンドン ド ブリアイユ
美しい酸にとろけるような舌触りの官能的なキュヴェ
Chandon de Briailles Savigny les Beaune 1er Les Lavieres
商品管理番号 | 434381 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャンドン・ド・ブリアイユ |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/サヴィニー・レ・ボーヌ |
原産地呼称 | AOCサヴィニー・レ・ボーヌ プルミエクリュ |
ヴィンテージ | 2019 |
品種 | ピノ・ノワール100% |
土壌/栽培 | ビオロジック農法(ユーロリーフ認証)、ビオディナミ農法(デメター認証)、きめ細かな粘土質と石灰岩 |
醸造/熟成 | 自然酵母使用、セメントタンクでの自然発酵、木樽熟成14-16ヵ月、無清澄、無濾過 |
タイプ | 赤/辛口 |
《ワインについて》
1級オー・フルノーの西隣、道路に面した区画で、谷を下ってくる冷気の恩恵を受けブドウに美しい酸をもたらします。甘いベリーや牡丹の花、スパイス、シダーウッドなどの包み込むようなアロマ。ベルベットのようなテクスチャーからとろけるようなタンニンとジューシーな果実味が広がり、官能的な素晴らしい余韻を残します。
《生産者について》
“コート・ド・ボーヌの真の宝石”とも評され、ベタンヌ・ドゥソーヴ4つ星獲得の経歴をもつシャンドン・ド・ブリアイユ。数年前までやや隠れていたものの、今や一流の評論家や愛好家の注目を集めるドメーヌです。1834年設立、サヴィニー・レ・ボーヌに拠点を構え、元はかのモエ・エ・シャンドンと親族関係にあるシャンドン・ド・ブリアイユ伯爵夫人の所有でした。2001年に孫のクロード・ド・ニコライ氏が継承して以来、品質が飛躍的に向上しています。
所有畑はサヴィニー・レ・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレス、アロース・コルトンにまたがる14haに広がります。ニコライ氏の継承前からサスティナブル農法を実践しており、2005年にはビオディナミへの転換を開始、2011年にデメター認証を取得しました。馬での耕作や新鮮な脱脂乳を水で薄めて粉末にしたものを硫黄の代わりに使用するなど、ビオディナミに基づくユニークな施策を実践。以前に比べ果実味とミネラル感が鮮明にワインに現れています。
厳選して収穫されたブドウは一部全房、一部除梗し、開放式のセメントタンクで野生酵母により自然発酵させます。熟成における新樽の使用はごくわずか、13世紀まで遡る古いセラーで14-18ヵ月熟成させます。発酵中は定期的にテイスティングをしますが酸化防止のため熟成中の樽からの試飲は殆ど行いません。無清澄、無濾過で瓶詰め、SO2は瓶詰め時に15~40mg/Lの低容量を添加するのみです。ニコライ氏は自身のワインを“ノー・メイク”と例えます。
優美に熟成したワインは輝きに満ち、どこまでもピュア、フローラルで深みのあるピノ・ノワールの複雑性を開花させます。そしてそれぞれのテロワールやヴィンテージの特徴を明確に反映しています。フランス本国ではランブロワジー、ピエール・ガニェール、ル・ブリストル、ギィ・サヴォワ、ラストランスなど、ミシュラン星付レストランでもオンリストされています。