※SDGsの観点から緩衝材(プチプチ袋)を一部高額商品のみ対応として削減いたします。商品や出荷倉庫により梱包状態が異なる場合がございます。※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
《ワインについて》
ベッカー親子しか入ることのできない特級畑ザンクトパウルの急斜面の区画のブドウを使用しています。ブルーベリーや桑の実、オーク、スパイス、スミレ、トリュフ、下草など、静寂と力強さの交錯する複雑なアロマ。アタックは緊張感に満ち、鮮烈な酸とエネルギッシュな果実味が溢れ出します。濃厚でタバコやチョークのヒントを帯び、非常に構造的な深みのある味わい。幽玄で息をのむようなピノ・ノワールです。
≪生産者について≫
300年に渡る歴史を持つ名門ベッカー家。甘口ワインと量産を重んじる組合から脱退し、“世界一エレガントなワインづくり”への道を切り開いた孤高の開拓者です。まだ辛口ワインが受け入れられない時代に非難を浴びながらも不屈の精神と抜きんでたセンスでワインを造り続け、ゴー・ミヨ誌にて史上初の8度にわたる最優秀赤ワイン賞を受賞。2006年には同誌で最も注目すべき醸造家に贈られるライジング・スター賞も獲得しました。さらに洞爺湖サミットでトップキュヴェのピノ・ノワールが使用された事で日本でも話題となっています。
拠点を構えるファルツ地方シュヴァイゲン村はフランスとの国境に隣接しています。歴史上幾度にわたり国境線が変わったこともあり、ドイツの生産者でありながら所有畑の7割はフランス領に属しています。畑には黄土、石灰、粘土の混じる土壌が広がり、山脈が冷たい風を遮り比較的温暖であるため果実の成熟が促進され、シュペートブルグンダーの生育に理想的です。それと同時にベースにはドイツの冷涼な気候があるため、美しい酸とミネラルもしっかりと保たれます。
醸造において、赤ワインはすべて無濾過・無清澄で仕上げられます。樽のニュアンスは控えめ、テロワール由来のミネラルをしっかりと感じられるのが特徴です。白ワインにおいても土地の特徴を引き出すことに注力しています。透明感があり、繊細でありながらも長く線を引く余韻を感じられます。どのキュヴェも一貫して妥協のない非常にエレガントな仕上がりが特徴です。
当初、甘口が主流だったドイツでは酸っぱくてまずいと非難され、苦しい時代を経験したフリードリッヒ・ベッカー。信念を貫きトップ生産者に上り詰めた逸話により、“sour grape=負け惜しみ”も連想させる「ぶどうとキツネ」の童話の挿絵が施されています。