シャトー ド フラン レ セリジエール 2021
アンジェリュスとシュヴァル・ブランの2人が新たに息を吹き込むシャトー
Chateau de Francs Les Cerisiers
| 商品管理番号 | 437286 |
|---|---|
| サイズ | 750ml |
| 生産者 | シャトー・ド・フラン |
| 産地 | フランス/ボルドー |
| 原産地呼称 | AOCボルドー |
| ヴィンテージ | 2021 |
| 品種 | メルロー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10% |
| 土壌/栽培 | 粘土石灰質 |
| 醸造/熟成 | オーク樽熟成12-14ヵ月(新樽率1/3) |
| タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
赤系ベリーやブルーベリー、スミレ、リコリス、スパイス、モカのニュアンスが混じり合う繊細でクラシカルなアロマ。パレットには果実の風味が率直に感じられ、柔らかな樽香が輪郭を縁取ります。適度なタンニンと仄かな塩味があり、全体的に明るい印象の味わいです。
《生産者について》
ボルドー地方の東端、サン・テミリオンからほど近いフラン・コート・ド・ボルドーに位置するシャトー・ド・フラン。かつて中世の要塞として築かれた城を有し、その名残を今に伝えています。1986年にシャトー・アンジェリュスのユベール・ド・ブアール氏と、シャトー・シュヴァル・ブランの元共同所有者であるドミニク・エブラール氏がこの地を取得。新たな息吹を吹き込み、歴史と革新が融合するワインを生み出しています。
所有畑は37haに及び、土壌はサン・テミリオンの高台と同様の特性を持つ石灰質優勢の台地と粘土質混成の土壌で構成されています。栽培品種はメルローが90%を占め、平均樹齢は30年以上です。ブドウはすべて手摘み収穫、光学式選果機で厳選された後、区画ごとの精密な醸造へと移ります。温度管理されたステンレスタンクで発酵後、新樽を1/3使用し12-14ヵ月間熟成。バトナージュは最小限に抑え、酸素供給管理まで厳格にコントロールすることで、果実の純度とテロワール由来のミネラル感を最大限に引き出しています。
代表的なキュヴェであるレ・セリジエールは、深いルビー色にフローラルなニュアンスを漂わせ、酸味とミネラル感、しなやかなタンニンの美しい調和を特徴とします。ボルドーの小さなアペラシオンにありながら、歴史的背景と卓越したテロワール、そして情熱的なワイン造りによって注目を集めるシャトー・ド・フラン。右岸の名門たちの知見を受け継ぎながら、アペラシオンを超えた“静かなるグランヴァン”への道を着実に歩んでいます。
