シャトー クーテ 2020
Rパーカー93点、濃縮感がありながら羽根のように軽やか
Chateau Coutet
商品管理番号 | 437277 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・クーテ |
産地 | フランス/ボルドー/バルサック |
原産地呼称 | AOCバルサック、ソーテルヌ格付第1級 |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | セミヨン95%、ソーヴィニヨン・ブラン4%、ミュスカデル1% |
土壌/栽培 | 石灰分の多い粘土質 |
醸造/熟成 | オーク樽発酵、オーク樽熟成18ヵ月(新樽率100%) |
タイプ | 白/甘口 |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー93点の2021年。アカシアやクチナシ、熟したネクタリン、ドライアプリコット、ドライイチジク、スパイス、火打石などのフローラルで濃密なアロマが立ち上ります。パレットにはパイナップルを思わせる完熟果実と鮮やかな酸が広がり、糖分の濃縮度にもかかわらず羽毛のように軽やかな印象を与えます。余韻にはジューシーさとスパイシーさを感じられます。
≪生産者について≫
ボルドーのバルサック地区に拠点を構え、ソーテルヌ格付第1級に名を連ねるシャトー・クーテ。ガスコンの言葉で“クーテ=ナイフ”を意味し、その名に相応しくデザートワインに洗練さを与える裂けるようなキリッとした酸味を備えるのが特徴です。シャトー・クリマンと双璧をなし、バルサック産ソーテルヌのトップの座を常に競い合っています。
シャトーの畑には石灰岩と粘土をベースとしたミネラル分の多い土壌が広がります。ブドウ樹は地中深くまで根を発達させ、貴腐ワインに独特のミネラル感と力強さをもたらします。ここではソーテルヌに比べ酸が高く、フレッシュで生き生きとした味わいを生む傾向があります。栽培は平均樹齢35年のセミヨンが主体で、ソーヴィニヨン・ブランとミュスカデルは少量です。
シャトーの建物は13世紀に建てられたイギリスの要塞が元となっています。以前はシャトー・ディケムの所有者でもあったリュール・サルース侯爵が所有し、イケムの馬小屋がありましたが、19世紀後半に全長110mとアペラシオン最長のセラーに改築されました。ワインはここで新樽率70-100%で約18ヵ月間ゆっくりと熟成されます。グランヴァンの他にセカンドラベルのラ・シャルトリューズ・ド・クーテ、辛口のオパリー・ド・シャトー・クーテ、そして最良年にはプレミアムレンジのキュヴェ・マダムも造られています。
1787年にトーマス・ジェファーソンがバルサック産の最高のソーテルヌであると賞賛したことでも有名なクーテ。フランス革命の最中シャトーは国家に接収され、1977年にバリー家が購入するまで何人もの所有者を経てきました。激動の中でも高品質を揺るぎなく維持したことが認められ、1855年に格付の称号を獲得。今日、毎年最高級のバルサックを生産することで、その卓越性と品質の伝統に忠実であり続けています。