シャトー ラ クロワ デュ カス 2020
完熟果実の詰まったリッチで豊かなポムロール
Chateau La Croix Du Casse
商品管理番号 | 436354 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・ラ・クロワ・デュ・カス |
産地 | フランス/ボルドー/ポムロール |
原産地呼称 | AOCポムロール |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | メルロー94%、カベルネ・フラン6% |
土壌/栽培 | 下層土に鉄分を多く含む砂質粘土質土壌 |
醸造/熟成 | オーク樽熟成約18ヵ月(新樽率約50%) |
タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
開けた瞬間から放たれる、カシスやブラックベリー、オーク、チョコレート、タバコの豪華なアロマ。パレットには凝縮感のある果実味がたっぷりと溢れ、ふくよかで柔らかく、かつ絶妙なミネラル感と酸により洗練された印象も与えます。ふわりとバニラ香の漂う優美なフィニッシュを迎えます。
《生産者について》
ボルドー右岸、ポムロールのアペラシオンで重要な位置を占めるシャトー・ラ・クロワ・デュ・カス。卓越したブドウ畑と高性能の醸造設備を兼ね備え、ポムロールの典型的な特徴を余す所なく表現したリッチで豊かなスタイルで知られています。
シャトーの歴史は古く、1775年にはブドウ栽培が行われていたとされています。1956年に醸造家兼ネゴシアンであったジョルジュ・オーディ氏がシャトーを購入。その後、義理の息子であるジャン・ミッシェル・アルコート氏が継ぎ、敏腕コンサルタントのミッシェル・ロラン氏とともに品質を向上させます。アルコート氏はシャトー・クリネの評判も押し上げた革新者でしたが、惜しくも不慮の事故で他界。2005年からはカステジャ家がオーナーとなり、全所有者に負けじと品質を大きく飛躍させています。
約9.5haの畑が広がるのは台地から離れた南端の低地の斜面で、下層土に鉄分を多く含む砂質粘土質土壌を有します。カステジャ家はブドウ樹がより地下深く根を張るよう畑を大規模に改修。冬には耕作と剪定を行い、病害への抵抗と樹液の循環を高めます。また、除葉で通気と日当たりを向上させ、グリーンハーヴェストにより収量を抑え凝縮度を高めるなど、入念な手入れが施されています。
しっかりと完熟を待って収穫されたブドウは厳しく選果され、温度管理されたステンレスタンクで発酵。必要に応じて発酵後の高温マセラシオンによりタンニン量の精緻化も行われます。熟成はフレンチオーク樽で約18ヵ月、毎年およそ50%の新樽を用います。瓶詰め前に品質に応じてブレンドし、バランスの微調整を徹底しています。 綿密な栽培で果実味とフィネスを際立たせながらも、バニラや皮革、トースト香など芳醇なニュアンスの重なる心地よさを忘れないのがラ・クロワ・デュ・カスの特徴。丸み、豊かさ、エレガンスを兼備した、ついもう一口と手を伸ばしたくなる味わいが人々を虜にしています。