- BIO
シャブリ 2022 ヴァンサン ドーヴィサ
1級ラ・フォレに隣接する畑を含む複数区画をブレンド
Vincent Dauvissat Chablis
商品管理番号 | 435585 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | ヴァンサン・ドーヴィサ |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/シャブリ |
原産地呼称 | AOCシャブリ |
ヴィンテージ | 2022 |
品種 | シャルドネ100% |
土壌/栽培 | ビオロジック農法、ビオディナミ農法、キンメリジャン土壌、石灰分を多く含むミネラル豊富な土壌 |
醸造/熟成 | 全房プレス、MLF、ステンレスタンク発酵、オーク樽熟成6-8ヵ月、無清澄、軽い濾過~無濾過 |
タイプ | 白/辛口 |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
≪ワインについて≫
1級ラ・フォレに隣接する畑を含む複数区画のブドウをブレンドし造られる村名キュヴェ。白桃や和梨、ハニーサックル、ナツメグ、牡蠣の貝殻など、プティ・シャブリをより華やかにしたようなアロマが立ち上ります。アタックはシルキーかつキレがあり、熟れた果実味にハリのあるミネラルが備わり骨格を与えています。レモンピールのほろ苦さが仄かに混じる非常にエレガントな長い余韻で締めくくられます。
≪生産者について≫
フランソワ・ラヴノーと並びシャブリ地方で最も名高いドメーヌのひとつであるヴァンサン・ドーヴィサ。自然農法、オーク樽熟成、長熟向きのクラシックなスタイルで知られています。 “強烈な風味と鋭い洞察力を持つワイン”“テロワールに忠実でありながら個性的”“シャブリの魔術師”などとプロ界隈から圧倒的に評価され、存在感を示し続けています。
1931年に初代当主ルネ・ドーヴィサ氏がワインの瓶詰めをスタート。以来ドメーヌは家族経営で受け継がれています。所有畑は広くはないものの、特級レ・クロとレ・プリューズ、1級セシェ、ヴァイヨン、モンマン、ラ・フォレなど輝かしい畑を含んでいます。中でもラ・フォレは古典的なキンメリジャン土壌と冷涼な気候を持ち、グランクリュに匹敵する品質でとりわけ高評価を得ています。
畑ではもともと自然に寄り添った栽培を行っていましたが、2002年からはビオディナミ農法へ移行。薬剤の散布やトリートメントは必要を迫られた場合にのみ行われます。選果も非常に厳しく、収量は必然的に少なくなります。さらに殆どがフランス国内のレストランに渡るため、輸出市場では希少性が極めて高くなります。
醸造においては、ブドウは手摘み収穫し全房プレス、野生酵母のみで自然発酵させます。バトナージュは行わず、少なくとも1年はステンレスタンクで熟成させたのち6-8年ものの古樽を用いたオーク樽熟成に移ります。これにより味わいとテクスチャーに深みが出る一方で樽香は抑えられ、ブドウ本来の風味が保たれます。2度の冬を越し、基本的に無清澄、軽い濾過または無濾過で瓶詰めされます。仕上がるワインは彫りが深く、凝縮感があり、鮮烈なミネラルを備えているのが特徴です。
ドメーヌの礎を築いたルネ・ドーヴィサ氏の引退後は息子のヴァンサン氏がワインづくりを継承。現在は娘のエチネット氏が後を継いでいます。近年の品質に関してもロバート・パーカーでは“ここ10年の温暖な気候の中、シャブリの古典的な特徴をすべて備えることに成功した生産者は他にいない”とドーヴィサを改めて絶賛。世代交代やヴィンテージに左右されることなく、ドメーヌの実力と個性を守り続けています。