雨狸 2022 酒井ワイナリー

「雨霊沢」と「狸沢」の2区画の自社畑ブドウを使用

Sakai Winery Amedanuki
商品管理番号 436025
サイズ 750ml
生産者

酒井ワイナリー

産地 日本/山形
ヴィンテージ 2022
品種 数種類の欧州系ぶどう品種をブレンド
土壌/栽培 凝灰岩の砂礫質土壌
醸造/熟成 野生酵母使用、木樽熟成12ヵ月、無清澄、無濾過
タイプ 赤/辛口

※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不 可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。

内訳
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単品

品番
436025
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《ワインについて》
「雨霊沢(うるいざわ)」と「狸沢(むじなざわ)」の2区画の自社畑のブドウを使用。畑には様々な品種が混植されており、欧州系の数種類のぶどうを混醸しています。新鮮なカシスや清々しい杉、黒胡椒のアロマ。酸味と甘みのどちらも豊富に含む豊かな果実味、タンニンは若さを感じられるもしなやかで、総じてエレガントな味わいです。

《生産者について》
酒井家16代目当主の酒井弥惣氏が1887年に赤湯鳥上坂にぶどう園を開墾、1892年にはすでにワイン造りに着手していた東北最古のワイナリーです。帝国大学農科大学の古在由直先生に教えを乞うも、当時の味覚に合わず見様見真似のほぼ独学でワイン造りに邁進。3代目の又平氏は戦争や日本酒ブームに押される大変な苦労の中で屈せずワイン造りを続けてきました。必ずワインが売れる時代が来ると信じ、細々と家業を続け、5代目又平氏に継承される頃にやっと時代がワインに追いつきます。酒井家20代目当主、ワイナリーとしては5代目となる酒井一平氏に代替わりし、現在に至ります。

酒井ワイナリーが包括する畑は比較的雨量の多い地域ですが、年間を通して強い風が吹き込み、湿気を開放します。斜面が多いことで日照量も十分に確保され、さらに豪雪地帯であるため雪解け水の影響で地温が1年中常に低く保たれます。これらの条件が健全なブドウ栽培を叶えています。ブドウは自社畑の他に、数十年の長きにわたる信頼関係のある契約農家からも仕入れています。砂礫質土壌の名子山、山の高い場所から麓にかけて位置する十分一山、岩の多い大洞山や金沢など、微妙に異なる特徴を持つ畑からアイデンティティに富んだワインを生み出しています。

醸造においては創業時に濾過フィルターを持っていなかったことから、これまで一度も濾過することなく瓶詰めしています。野生酵母のみを使用し、無清澄、無濾過、酸化防止材も無添加〜ごく少量のみ、素材の個性がほとんどそのままボトルに詰め込まれています。驕ることなく屈することなく、今出来る精一杯で丹精込めて造られるワインはどれも、その時のありのままの環境を物語るように、滋味深く自然に抱かれるような味わいです。

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