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ジェローム プレヴォー ラ クロズリー ファク シミル エクストラ ブリュット ロゼ LC19
セロス氏の薫陶を受けた造り手によるビオディナミロゼシャンパーニュ
Jerome Prevost La Closerie Fac Simile Extra Brut Rose
商品管理番号 | 434372 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | ジェローム・プレヴォー (ラ・クロズリー) |
産地 | フランス/シャンパーニュ/モンターニュ・ド・ランス |
原産地呼称 | AOCシャンパーニュ |
ヴィンテージ | NV |
品種 | ムニエ100% |
土壌/栽培 | ビオディナミ農法、石灰質の砂と粘土が混ざるミルフィーユ状の土壌 |
醸造/熟成 | 土着酵母使用、木樽発酵(225-600L樽)、赤ワインをアッサンブラージュ、木樽熟成10ヵ月(228L樽)、瓶内熟成14-17ヵ月、ドサージュ2-3g/L |
タイプ | 発泡・ロゼ/辛口 |
《ワインについて》
ベースワインにムニエの赤ワインを10%ほどブレンドしつくられるロゼ・ド・アッサンブラージュ。赤系ベリーに白桃、ローズペタル、オレンジオイル、ムスクの香り高いアロマが立ち上ります。アタックは肉付きが良く、深みのある果実味にキュッと引き締まった酸を感じられます。豊かさと凛々しさを兼ね備え、長期熟成に耐えうる素晴らしい出来栄えです。
《生産者について》
ジャック・セロスでの研鑽経験をもつジェローム・プレヴォー氏による小さなメゾン、ラ・クロズリー。しばしばプレヴォー氏の名前で流通し、ムニエ主体のキュヴェでカルト的な人気を得ています。設立はプレヴォー氏がモンターニュ・ド・ランスの北部グー村にある2haを相続した後の1998年。当時ブドウの樹齢は20年ほどで、ネゴシアンにブドウを販売するのみでしたが、友人のアンセルム・セロス氏の教えを受けワインづくりをスタートします。
グー村にある2.2haの畑は石灰質の砂と粘土の混ざるミルフィーユのような土壌で構成され、古樹のムニエを中心に栽培しています。収穫はぎりぎりまで遅らせミネラル分を豊富に蓄えます。畑は手作業で耕され、除草剤や殺虫剤は不使用ですがベト病に対しては硫黄と銅を適宜使用し、あくまでブドウの完璧な成熟に焦点を当てています。
プレヴォー氏は当初醸造設備を持たず、2001年まではセロスのセラーの片隅でワインを造っていました。現在はモダンでミニマルな自宅兼ワイナリーにて醸造を行っています。
発酵には土着酵母を用い、225-600Lの様々な大きさの新樽と古樽を使用。セロス同様、木樽熟成においてワインを樽いっぱいに満たさないため、しばしば酵母の軽い膜ができ、ワインに微妙な生物学的熟成のキャラクターを与えます。ドサージュは最小限に抑え、瓶内熟成期間は14-17ヵ月とかなり短め。しかしプレヴォー氏は「最も興味深い発展はデゴルジュマン後の熟成を”終えた”スパークリングワインに“始まる”」と考えます。彼は味わいが開くまでに6年程の歳月が必要だと言います。
「ラ・クロズリー」の名には外部からの影響を遮断(close)し、自身のシャンパーニュの違いをはっきりさせたいという思いが込められています。生産は主に単一品種と単一ヴィンテージにフォーカスし、土地の個性を最大限に表しています。