ミュジニー ブラン グラン クリュ 2015 コント ジョルジュ ド ヴォギュエ
22年ぶりに復活を遂げた記念すべきヴィンテージ
Domaine Comte Georges de Vogue Musigny Grand Cru Blanc
商品管理番号 | 423943 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/シャンボール・ミュジニー |
原産地呼称 | AOCミュジニー グランクリュ |
ヴィンテージ | 2015 |
品種 | シャルドネ100% |
醸造/熟成 | 木樽熟成 |
タイプ | 白/辛口 |
その他 | #熟成ワイン |
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≪ワインについて≫
2015年に待望の復活を遂げたミュジニー・ブラン。ブドウ樹の植替え後、グランクリュに相応しい樹齢になるまで1994-2014の間はブルゴーニュ・ブランに格下げされていました。コート・ド・ニュイ唯一のグランクリュの白ワインとして大変希少なキュヴェです。
ハニーサックルやオレンジブロッサムなどの花々に洋梨や花梨、空気接触によりジャスミンのヒントも現れる魅惑的なアロマ。樹脂のようなテクスチャーから溢れ出す柔らかく熟したトロピカルフルーツの味わい、フィニッシュにかけてスパイス、ジンジャー、レモングラスのタッチも感じられます。繊細かつ豊富なミネラルが骨格を成し、非常にバランスの良い優美な仕上がりです。フランソワ・ミエはブランについて"Soul ソウル"と表現。ニール・マーティンは「マルサンヌを掛け合わせたような独特な味わい」と表現しています。
≪生産者について≫
シャンボル・ミュジニーでルーミエらと並び最も名高い生産者のひとつ。ほぼ半世紀にさかのぼる歴史を持ち、シャンボル・ミュジニー村の歴史の一部を成すといっても過言ではありません。1400年代半ばに始まり、現在では20代目のジェラール・ド・コサンス伯爵とその妹のマリー・ド・ヴォギュエが所有しています。
自称“ドメーヌ・ド・ミュジニー”というだけあり、所有畑は錚々たるもの。ミュジニー・グラン・クリュは7.2ha、クロ・ド・ヴージョの城を見下ろす南端のプティ・ミュジニーの区画を含めると10.8haにも及びます。ボンヌ・マールは2.7ha、他にも有名な1級畑レ・ザムルーズやレ・ボード、レ・フエも所有していますが、これらの多くは贅沢にも村名レベルのワインに使用されます。
ミュジニーは急斜面かつ小石が多く水はけのよい土壌により、非常に密度が高くしなやかなワインを生み出します。ボンヌ・マールはよりストレートな果実味と豊富なタンニンを含み、堅牢なワインとなる傾向があります。そして醸造責任者フランソワ・ミエによる人的介入を抑えた技術により自然体の美しさをたたえ、何十年もの熟成ポテンシャルを備えたワインに仕上がります。
フランソワ・ミエは惜しくも2020年をもって引退、ミエがすべてを担当したのは2019VTまでです。2021年からはフランス各地、世界各国で研鑽し、ブシャール・ペール・エ・フィスで醸造を担当したジャン・ルパッテリが醸造を担います。深遠な奥行きのあるスタイルが魅力のヴォギュエ。新たな醸造家を迎えた今後に注目です。