シャトー デュ テルトル 2019
R.パーカー93点、繊細な骨格の中にある果実味の寛大さ
Chateau du Tertre
商品管理番号 | 435090 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・デュ・テルトル |
産地 | フランス/ボルドー/マルゴー |
原産地呼称 | AOCマルゴー、メドック格付第5級 |
ヴィンテージ | 2019 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー27%、カベルネ・フラン13%、プティ・ヴェルド6% |
土壌/栽培 | 一部ビオディナミ農法、砂利質土壌 |
醸造/熟成 | 木桶&コンクリートタンク&ステンレスタンク発酵、オーク樽熟成15-17ヵ月(新樽率約45%) |
タイプ | 赤/辛口 |
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≪ワインについて≫
ロバート・パーカー93点、近年のテルトルの中では最もパワフルな仕上がりの2019年。甘いカシスやプラムのアロマに下草やシダーウッド、スミレ、シガーの芳醇なニュアンスが混じり合います。味わいは明るく一体感があり、美しく凝縮した果実味を中心にフレッシュな酸ときめ細かなタンニンが備わります。繊細な骨格の中にある果実味の寛大さを表現するかのようで、パワフルでありながらもインパクトではなくエレガンスによって定義されるワインであることに変わりはありません。
≪生産者について≫
マルゴーのアペラシオンで最も美しく、また最も標高の高い小丘に位置するシャトー・デュ・テルトル。メドック格付第5級の地位を得ています。3級シャトー・ジスクールと同じアルバダ・イエルヘルマス氏に30年近く所有され、ジスクールと競うようにクオリティを向上させてきました。
デュ・テルトルは千年の歴史を持つシャトーであり、52haに及ぶ畑は1855年以来変わっていません。1997年にオランダ人の実業家イエルヘルマス氏が購入し大規模な改革を行なった結果、高貴な個性を取り戻しました。
シャトーはメドックでも最も標高の高い丘に位置しています。土壌はほとんどが砂利で構成され水はけが良く、ブドウ樹はより多くの養分とミネラルを求めて地中深くまで根を張ります。2008年に土壌のタイプに合わせて大規模な植え替えを行い、植栽密度を9,100本/haまで増やしました。化学除草剤は不使用で部分的にビオディナミ農法が実践され、将来的にはさらに多くの畑をビオディナミに転換する予定です。
醸造では手摘み収穫、光学式の選果を行い、木桶とコンクリートタンク、ステンレスタンクを併用し発酵させます。樽での熟成は15-17ヵ月、新樽比率は約45%です。デュ・テルトルは小さな卵型のコンクリートタンクを醸造に使用したメドック地区初のドメーヌでもあります。コンクリートタンクを用いることでワインに絶妙なミネラル感を保つことができると考えられています。
仕上がるワインはエレガントで繊細な骨格を持つ一方で、ある種の寛大さと豊かな果実の甘さを示しています。存在感が際立つわけではないものの、若々しく魅力的で隙がなく、調和の取れたチャーミングなマルゴーとして広く愛されています。2021年には新たな一族へ受け渡されたデュ・テルトルですが、ジスクールの影から解放され、さらに目覚める準備を進めています。