シャトー ラローズ トラントドン 2020
J.サックリング93点、過去最高レベルのフィネスとエレガンス
Chateau Larose Trintaudon
商品管理番号 | 417124 |
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サイズ | 750ml |
生産者 | シャトー・ラローズ・トラントドン |
産地 | フランス/ボルドー/オー・メドック |
原産地呼称 | AOCオー・メドック |
ヴィンテージ | 2020 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン42%、メルロー50%、プティ・ヴェルド8% |
土壌/栽培 | サスティナブル農法、細かい砂や砂利の混じる粘土石灰質土壌 |
醸造/熟成 | ステンレスタンク発酵、オーク樽熟成12-14ヵ月 |
タイプ | 赤/辛口 |
※画像はイメージです。ラベルデザインに変更がある場合がございます。ヴィンテージは商品名をご確認ください。記載の無い場合、最新またはノンヴィンテージのお届けとなります。また、入荷のタイミングにより記載のヴィンテージと異なる場合がございます。詳細は事前にお問い合わせください。 ※太いボトルや箱付等、商品により同梱可能本数が異なります。最終的な送料は受注確認メールを必ずご確認ください。(マグナム以上の商品は原則同梱不可)※実店舗との在庫共有により在庫ありの表示でも完売の場合がございます。 予めご了承ください。
《ワインについて》
ジェームス・サックリング93点の2020年。赤スグリや熟したストロベリー、ラズベリーなど赤系果実をバスケットに詰め込んだようなアロマが広がります。しっかりとしたテクスチャーを備え、しなやかな果実味に重すぎない絶妙なタンニンが調和。素晴らしいフィネスとエレガンスに満ちた、過去最高レベルの仕上がりです。
《生産者について》
ボルドーのオー・メドックに位置するクリュ・ブルジョワ・シュペリュール、シャトー・ラローズ・トラントドン。ブドウ畑の海に浮かぶ旗艦のような展望台とアイコニックな赤いラベルで愛好家に広く知られています。激動の歴史を経ながらも、今日ではメドック地区で最大級の規模を誇り、年間100万本以上のワインを生産しています。
フィロキセラや世界大戦、度重なるオーナー変遷に見舞われ一時は衰退の一途を辿るも、1960年代にリオハの高名なワイナリーであるマルケス・デ・カセレスに買収され奇跡的に復活。ほとんどのブドウ樹を植え替え畑を再編成し、セラーも再整備されました。1986年からは保険会社アリアンツの所有となり、サスティナブル農法で栽培環境を徹底的に改善。ISO14001認証も取得しています。さらに2001年以来、ワイン業界におけるCSRの先駆的な取り組みである持続可能な開発において、ヨーロッパで初めて「模範的レベル」と評価されました。
シャトーを構えるのはポイヤックと サン・ジュリアンのアペラシオンの境のすぐ西。所有畑は180haにも及び、これほど広大な土地にこれほど均質な区画が集まるところは他にないと云われるほど奇跡的なテロワールを持ちます。古代に川岸であった場所に近く、細かな砂が混じる水はけの良い粘土石灰質土壌がブドウの根を地中深くまで促します。また、太陽熱を吸収し、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの成熟を促進しています。
ブドウはどの区画も完璧な熟度にするため数日に分けて収穫されます。厳しい選果の後、ステンレスタンクで発酵およびマセラシオン。品質を均一に保つため樽熟成の前にプレブレンドし、フレンチオークと少量のアメリカンオークを用いて熟成させます。セパージュは基本的にほぼ同量のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、そして少量のカベルネ・フラン。セカンドワインとしてメルロー比率が高めのレ・オー・ド・トラントドンも生産しています。安定したクオリティが評価され、2020年にはクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格付けされました。
個性の強さを主張するというよりは、しなやかさとフィネスで初心者も専門家も満足させるラローズ・トラントドン。ヴィンテージによる収穫や醸造の微調整を完璧に制し、アロマのピュアさ、フレッシュさ、力強さと華やかさのバランスを見事に表現しています。